「リッチクライアント」という言葉が誕生して約2年。ECサイトや業務システム構築に欠かせない技術として定着してきたリッチクライアントだが,ここに来て大きな変化が起きている。

「リッチクライアント」という言葉が誕生して約2年。ECサイトや業務システム構築に欠かせない技術として定着してきたリッチクライアントだが,ここに来て大きな変化が起きている。
RIA市場に「オープンソース」という武器を携えてインパクトを与えようとしている企業がある。米Laszlo Systems(以下、ラズロシステム)は、2004年10月に自社のRIA技術「Laszlo(以下、ラズロ)」を「OpenLaszlo(以下、オープンラズロ)2.0」として、オープンソース化した。2005年4月、オープンラズロの新バージョン“3.0”をリリースしたばかりだ。ラズロをオープンソースにした理由や今後の展開について、米ラズロ CEO兼社長のステフェン・シエシンスキー(Stephen J. Ciesinski)氏に話を聞いた。 ステフェン氏 ラズロシステムが米カリフォルニア州のサンマテオでWebプラットフォームを開発するソフトウェアベンダとして創業したのは2000年です。2004年からようやくRIA(リッチインターネットアプリケーション)市場が盛り上がってきました。 ラズロをオー
リスト1●hello.lzx(<a href="./hello.zip" target="_blank">圧縮ファイル・ダウンロード</a>) この連載記事の目次へ 今回はオープンソースで実現するリッチクライアントの第2弾として,Flashベースのリッチクライアント技術である「OpenLaszlo」を紹介する。日本でもコミュニティ「Laszlo Japan」が発足するなど,急速に注目を集めている。 OpenLaszloとは OpenLaszloは米Laszlo Systemsが開発した,Flashでリッチクライアントを開発するためのプラットフォームである。 FlashベースというとMacromedia Flex(以下,Flex)を思い浮かべる読者も多いと思う。ユーザー・インタフェースをXMLで定義する点や,サーバーのアーキテクチャなど類似している点は多い。現時点では開発環境などFlexがリ
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