米軍が「空飛ぶスパコン」の計画を行っているそうだ。WIRED VISIONによると、巨大飛行船に各種センサやスパコンを設置し、上空から目標の偵察や監視、傍受を行うという計画とのこと。 この偵察飛行船「Blue Devil」、全長107メートルで「第二次世界大戦後に建造される最大の飛行船」になるといい、一回の補給で1週間もの滞空が可能になるとのこと。さまざまなセンサや広域空中監視(WAAS)システムを搭載し、収集するデータ量も膨大なものになるため、その分析にはスーパーコンピュータが必要となるとのこと。取得したデータを即座にスパコンで解析することで、地上部隊はBlue Devilに照会を行うだけで即座に必要となる情報を取得できるという。