先日中国政府がレアアースの対日輸出禁止措置をとった事は日本のメディアでも大きく取り上げられているが、アメリカ政府は輸出禁止が米国にも波紋する可能性があるとし、早くも動き始めているとのこと(本家/.記事)。 米下院科学技術委員会では、レアアース産業復活の補助金法案を検討することが予定されており、下院軍事委員会でも中国のレアアースに依存している米軍の現状を見直すとのこと。 レアアースは、ハイブリッド車や風力発電タービン、誘導ミサイル等の部品製造に欠かす事のできない鉱物資源で、中国は世界産出量の93%を占め、また最も希少と言われる高価な鉱物資源に関しては99%以上を占めている。