FCではACPIを利用してサスペンドやハイバネーション(休止状態)を行うことが出来ます。 ちなみにサスペンドは状態をメモリに保存するタイプで、ハイバネーションは状態をディスクに保存するタイプです。 つまりハイバネーション中は電力を必要としませんが、サスペンド中はメモリの保持のために若干の電力を必要とします。 まずはACPIの状況を調べてみましょう。 最初にFC起動時のカーネルオプションで acpi=off となっていないことを確認してください。 次に以下のコマンドを入力してください。 $ cat /proc/acpi/sleep 僕の環境では出力結果は S0 S3 S4 S5 となりました。 これは S3 はH/Wによるサスペンド S4 はOSによるハイバネーション S5 はシャットダウン がサポートされていることを示しています。 早速サスペンドを行ってみましょう。 # echo -n 3