3 月 18 日、東京大学で反物質の研究を行う早野龍五教授が、ソニーピクチャーズ配給の映画「天使と悪魔」の内容について、反物質の取り上げた方について「危険な印象を持たれ、誤解や不安を与える可能性がある」と異例の指摘を行った (早野教授のニュース, NHK のニュース) 。 早野教授は「天使と悪魔」の虚と実 50 のポイントという Web サイトで詳細を述べている。非科学の知識が拡散する前に、第一人者が判り易く解く努力が今後一層必要になるが、良い前例になると期待する。 非科学 (似非科学 ?) 批判というよりは、フィクションによる誇張や現実とのギャップを丁寧に解説しているという感じ。記者会見まで開いたのは教育の一環といった意図があるのかしらん ? あるいはソニーピクチャーズとのタイアップとか :-)