米自動車大手クライスラーと日産自動車は26日、昨年両社で合意した、OEM(相手先ブランドによる生産)による車両の相互供給を柱にした事業提携を解消すると発表した。 経営破綻(はたん)し6月に法的管理を脱したばかりのクライスラーは、資本提携しているイタリア大手フィアットから小型車を調達し、経営再建を進める方針。 一方、クライスラーが日産に提供するとしていた大型ピックアップトラックは米市場で不振が続いており、提携は両社にとってメリットが見込めない状況となっていた。 トヨタ自動車と米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)による米カリフォルニア州の合弁工場「NUMMI」も清算に向かう方向で、米自動車大手の経営環境の激変が、日本メーカーとの提携解消を相次いで促す事態となっている。(共同)
「完全に拍子抜け」「竜頭蛇尾とはこのことではないか」。 複数の自動車業界関係者がこう酷評するのは、日産自動車が今年秋に発売するクリーンディーゼル車「エクストレイル」である。このクリーンディーゼル車は、世界で最も厳しい米国のディーゼル排ガス規制の基準をクリアしているだけでなく、2009年度に日本で実施予定の排ガス規制にも対応したエンジンを搭載。これほどクリーン度の高いディーゼルエンジンの投入は、むろん、日本で初めてである。 それなのに、なぜ冒頭のように酷評されるのか。じつは、日産は昨年8月、他のメーカーに先んじて、クリーンディーゼル車を日本市場に投入すると発表、日産のディーラーやユーザーでは「いまか、いまか」と、その期待度は高まっていた。だが登場したのはマニュアル(MT)車のみ。それだけにディーラー側の落胆ぶりは大きかったのである。 ある販売店の営業マンは「昨年からクリーンディーゼル車
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く