1997年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカー「J-VX」を市販車にアレンジしたもので、かつてのCR-Xを彷彿させるコンパクトなファストバッククーペスタイルが特徴。外装にはレーシングカーさながらのリアホイールスカート[注釈 1]を採用するなど、世界最高水準の低燃費を目指して徹底した空気抵抗低減が施されたことで、Cd値は0.25となっている[2][3]。 車体には同社のNSXと同様にアルミニウム合金[4]を使用したほか、フロントフェンダーなどはバラードスポーツCR-Xと同様に樹脂製となった[5]。パワーユニットは直列3気筒1.0 LのECA型にアシスト用薄型直流ブラシレスモーターを組み合わせたもので、ホンダはこのユニットをHonda IMAシステムと称している。走行時には必ずエンジンが動作している点で広義のパラレル型ハイブリッドシステムに分類される。 パラレルハイブリッドのため純エ