新聞各紙が報道しているが、日本製紙など製紙大手5社が、再生紙の年賀はがきで基準の40%を大きく下回る古紙配合率で納入していた。 また日本製紙は、PPC用紙などについても偽装を認め、社長が辞任する意向を明らかにした(朝日新聞の記事)。 日本製紙の発表では、はがきでの偽装は1992年から行われ、一度も基準を満たさなかったどころか、最大でも5%程度しかなかった他、「古紙100%」のPPC用紙も実際には59%しか使用されていなかった。 同社は「品質を維持しながら古紙配合率を上げることが技術的に困難だった」としている。 普段書類を作成されることが多いみなさんの中にも、再生紙を積極的に取り入れて使用されていた方は多いと思うが、今回の「環境偽装」でがっかりされたのではないだろうか。 中国などへの輸出が急増して古紙の入手が困難になっていることや、古紙100%しか認めない「グリーン購入法」の問題点も含め、今