将棋:第65期名人戦A級順位戦 郷田真隆九段−久保利明八段 対局を中断し裁定(毎日新聞) 第65期名人戦A級順位戦(毎日新聞社主催)の郷田真隆九段と久保利明八段の対局は6日未明、久保のアピールによって182手目の局面で対局が中断した。郷田が126手目を残り1分の時間内に指していなかったのではないかという内容だったが、連絡を受けた日本将棋連盟の中原誠副会長が「指し手をさかのぼってのアピールは無効」と裁定した。これを受けて対局が再開され、すぐに久保が投了。182手で郷田の勝ちとなった。 順位戦中継に加入していないので現場で何があったのか詳しいことがわかりませんが、珍しい事態です。対局を中断して裁定を受けるという内容の条項は、日本将棋連盟対局規定の第8条(反則)の第4項にあります。 第4項 対局者間で反則行為の有無の結論が出ない場合は、反則勝ちを主張する対局者は、対局を中断し、理事会に提訴するこ