IPAは、インターネットバンキングサービスに介入して悪事を働くマルウェアへの対策などを呼び掛けている。 情報処理推進機構(IPA)は12月3日、月例のセキュリティ注意喚起でインターネットバンキングサービスを悪用するマルウェアの分析結果や対策を取り上げた。サービス利用者は細心の注意を払い、自己防衛を心掛けてほしいと呼び掛けている。 ネットバンキングを標的にしたサイバー犯罪は、これまで正規サイトに似せたフィッシングサイトや金融機関を装うメールに添付したマルウェアでログイン情報やパスワードなどを盗み出す手口が頻繁に使われた。最近見つかった手口では何らかの方法でユーザーのコンピュータをマルウェアに感染させ、ユーザーが正規サイトにアクセスすると、マルウェアが正規サイトの画面の一部を改ざんしたり、ポップアップで正規サイトの画面の一部を覆い隠したりする。ユーザーは正規サイトに接続していることから、マルウ
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