7月末から衆議院議員会館のパソコンがサイバー攻撃を受けていた問題で、衆議院は全議員のIDとパスワードが暗号化された状態で流出していたことを発表した(毎日jpの記事、 YOMIURI ONLINEの記事、 asahi.comの記事)。最大で15日間、流出したIDとパスワードでメールの閲覧ができた可能性もあるという。 以前のストーリーの続報となる。7月末に雑誌記者を装った攻撃者が議員3人にマルウェアを添付したメールを送信し、開封した1人のパソコンにマルウェアがインストールされた。このパソコンを利用して攻撃者は院内ネットワークに侵入、全議員のIDとパスワードを入手したという。パスワードは暗号化されていたが、一部が解読されてメールが盗み見された可能性もあるとのこと。 一方参議院では、衆議院に対する攻撃が発覚した8月以降も引き続きサイバー攻撃を受けており、情報が流出していた可能性もあるという。衆議院