スマートフォンが普及し、iPadのようなタブレットデバイスが登場し始めたことでモバイルデバイスでドキュメントを扱う機会が増えてきた。こうしたデバイスではどこでもドキュメントを閲覧できるものの、直接印刷できるプリンタが限られるという問題がある。これは特に、ウエブプラットフォームを推進し、今年後半にChrome OSをリリースする米Googleにとって大きな課題となっている。そこで同社は15日(現地時間)、プリンタドライバの役割をクラウドサービスに担わせることで、プリンタドライバを備えていないネットデバイスからのプリンタ印刷を可能にする「Google Cloud Print」を発表した。 Google Cloud Printは、ネットデバイスからの印刷リクエストをインターネット経由で「ネットワーク対応プリンタ」「パソコンに接続されたプリンタ」または「クラウドサービス対応プリンタ」に送信し、印刷