Computerworldの記事によれば、既に米国における電子書籍の市場は成長から一転し、失速しているようだ。 米国出版者協会が発表した2011年11月の米国内書籍売買額における電子書籍のセールスは、ここ6カ月ほど月額約8,000万ドルのあたりで推移しているということで、AmazonのKindle、BARNES & NOBLEのNookという電子書籍にフォーカスした端末がいくらヒットしても、もはや電子書籍の売上増には結び付かないということのようだ。 記事では、単に電子書籍化しても通常の書籍に負けるだけであり、電子書籍が売れるためには付加価値が必要としているが、それはもう書籍ではないかもしれない。