新潮社は、今年3月に休刊した国際情報誌『フォーサイト』を、ウェブ版『フォーサイト』として9月1日より復活します。新潮社では、紙媒体を持たない初の電子メディアになります。一ヶ月の購読料は800円(税込み)、一部の雑誌記事アーカイブも購読できるほか、会員間の意見交換の場『フォーサイト・フォーラム』にも参加できます。 『フォーサイト』は1990年に雑誌として創刊。以来、1994年にアルカイダのウサマ・ビンラディンをいち早く危険人物として紹介したり、“ウォール街の投機王”で“イングランド銀行を打ちのめした男”と異名をとったジョージ・ソロスを早い時期から取りあげ、さらにはリーマン・ショックの引き金となったサブプライムローンに警鐘を鳴らすなど、時代の“先見性”を示してきました。 今年3月の休刊から、約5か月の準備期間を経て新たにスタートするウェブ版では、各分野のスペシャリストが受け持ち、ニュースを深く