※終了しました 清泉女子大学本館(旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館)は、1915年に竣工、2年後の1917年は内装も完成して落成披露が行われました。清泉女子大学では2015-2017年を本館(旧島津公爵邸)竣工100年記念と位置づけています。竣工100年記念企画として竣工100年記念フォトコンテスト(2015・2016)、ラファエラ・アカデミア1日講座寄付(2016・2017)を行い、さらに、落成披露の行われた1917年5月8日からちょうど100年となる記念すべき2017年5月8日を中心に、3日間の特別なライトアップ&イベントを開催いたします。 ・旧島津公爵邸について ・360°画像で見る 今年平成29年(2017)、清泉女子大学のシンボルであり我々の誇りとする本館(旧島津公爵邸)が竣工100年目を迎えます。 「おとずれ」の読者の皆様の多くが既に御存じでしょうが、本学のキャンパスは江戸時代の半ば
西南学院大(福岡市)が収蔵する隠れキリシタンの関連史料など40点を紹介する企画展「キリスト教の源流と東方伝播(でんぱ)」が仙台市青葉区の東北学院大博物館で開かれている。ともにキリスト教系の「東北」と「西南」の大学が収蔵品を交換展示し、交流、連携を深める取り組みだ。8月6日まで。 高さ約25センチの白磁のマリア観音像は、17世紀に中国で制作された。長崎市浦上地区の隠れキリシタンが所持していた。江戸幕府の厳しい禁教政策の下、慈母観音を聖母マリアに見立てて信仰の対象にしたという。 キリシタン魔鏡は、鏡に光を当てるとキリストと聖母マリアの姿が浮かび上がる。裏面にキリストなどの図像を鋳込んだ金属を貼り合わせた構造になっている。南蛮人の行列を描写した大型の絵馬や、禁教が解かれた明治時代に天草四郎を描いた版画も展示される。 東北学院大文学部の加藤幸治准教授は「キリスト教関係史料の収集で名高い西南学
宮城大大和キャンパス(大和町)の図書館に、埼玉県朝霞市の印刷所で長年にわたって使われた活字10万個、活版印刷機など機材一式が寄贈され、9日、収蔵式が行われた。デザインを学ぶ学生の創作活動や図書館のしおりの印刷に活用される。 寄贈したワタナベ印刷の渡辺昌郎さん(82)は「若い学生さんに活字を見直すきっかけにしてもらいたい」とあいさつ。大学関係者が見守る中で印刷の仕方を実演し、機械に注油を欠かさないよう指導した。 西垣克学長は「血と汗が染み込んだ文字の遺産を引き継ぎ、新しい知を生む努力をしていきたい」と述べた。活字を収めた木箱の一部は図書館入り口に展示。印刷機はサークル棟の一室に納めた。 活版は鉛の活字を1文字ずつ拾って組み、インキを塗って紙に押し付ける昔ながらの印刷技術。渡辺さんは2014年1月に廃業を決め、使い込んだ機材の引き取り先を募っていた。 宮城大4年の鈴木紗都さん(21)は
宮城大大和キャンパス(宮城県大和町)の図書館に、長年にわたって印刷業の現場で活躍した活版印刷の活字10万個と印刷機一式が収蔵されることになった。これを機に宮城大図書館は、活版印刷で本のしおりを作製するなど、活字文化に着目した取り組みを展開していく計画だ。図書館で9日、寄贈者を招いて収蔵式と記念イベントを催す。 寄贈されたのは、埼玉県朝霞市の活版印刷所「ワタナベ印刷」で30年以上使われてきた鉛の活字と印刷機、活字棚など機材一式。中には80年以上前の活字もある。 経営者の渡辺昌郎さん(82)は2014年1月、病気や高齢のため廃業を決意。「長年使い込んだ機材を捨てるのは忍びない」と引き取り手を募ることにした。 活版印刷は活字を1文字ずつ棚から拾って組み、表面にインキを塗って紙に押し付ける昔ながらの印刷法だ。近年はオフセット印刷やデジタル印刷が主流になっている。 ただ、活版印刷の素朴な味わ
記事一覧 福井大で「幻の卒業式」感無量 大学紛争の影響などで中止 (2015年5月31日午前7時30分) 授与された記念メッセージを掲げる卒業生たち=30日、福井市の福井大文京キャンパス 大学紛争の影響で実施されなかった福井大学の1972、77年の“幻の卒業式”が30日、同大文京キャンパスで43年ぶり、38年ぶりに行われた。両年合わせて1045人の卒業生のうち、324人が福井県内をはじめ全国から集い、待ちに待った晴れ舞台に臨んだ。卒業生は感無量の面持ちで、懐かしい学友との再会を祝った。 同大では、学費値上げなどに反対する学生運動に伴う混乱で、72年の卒業式は中止された。77年の式も、「成田闘争」の影響で起きた闘争により、行われなかった。 卒業生の間には「式をやりたい」という声が上がり続けていた。72年卒の有志が今年、実行委員会を結成。同年卒の岩井善郎副学長(65)も大学側との橋渡し役を
眉山山頂で徳島市が運営し、3月末で閉館したモラエス館に収蔵されていた資料の展示が30日、徳島大常三島キャンパスと徳島駅前のアミコビルで始まった。入場無料。ボランティアガイドが常駐して案内や解説をする。 同大総合科学部2号館の1階では、徳島で晩年を過ごしたポルトガルの文人モラエスの遺髪や自筆の手紙など約250点が並ぶ。モラエスの居間を再現したコーナーもある。 小松島市江田町、鳴門教育大大学院生山口真依子さん(23)は「貴重な資料に感動した」と話した。 アミコビル1階では、モラエスが母国で出した原書など約200点を展示している。 開館時間は、徳大が毎週水曜午後1時~同5時15分。オープン記念として31日も開く。アミコは営業日の午前10時10分~午後5時。 徳大とアミコでの展示は、新しい常設展示場となる眉山山頂展望休憩施設の改修が終わる2016年10月ごろまで。
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
蓄音機コンサート「澤和樹教授が選ぶ、蓄音機で聴くSP時代のヴァイオリンの名手たち」のプログラムが決まりました。 なお、レコードのコンディション等により、変更の可能性がありますのであらかじめご了承ください。 コンサート概要はこちらです。 PDF版ちらしはこちらです。 ★6月5日に演奏 ◆6月12日に演奏 ♪両日演奏 1)ウジェーヌ・イザイ(1858-1931) ♪シャブリエ「スケルツォ・ワルツ」 Columbia 36514 1912年録音 ♪ブラームス「ハンガリー舞曲集 第5番」 Columbia 36524 1912年録音 2)ジネット・ヌヴー(1919-1949) ♪R.シュトラウス「ヴァイオリン・ソナタ 第2楽章」 HMV DB4664-5 1939年録音 ★ショパン「夜想曲(ノクターン) 第20番」 日本ビクター JD1342 1938年録音 ◆グルック「メロディ (オルフェオより
江戸文学研究の第一人者として活躍する中野三敏・九州大名誉教授が収集した書籍の展示会「雅俗繚乱(がぞくりょうらん)―中野三敏 江戸学コレクションの世界―」が11日、福岡市東区の九州大箱崎キャンパス・中央図書館で始まった。当時の印刷技術や風俗などを知るうえで貴重な約70点を展示。16日には中野名誉教授らによる講演会もある。 コレクションは、和歌や漢詩などの伝統的な文化「雅」に分類されるものと、俳諧や小説などの新しい文化「俗」との計約6000点からなり、「雅俗文庫」と呼ばれている。大半が同大に寄贈されたもので、約70点というまとまった数での紹介は初めてとなる。 展示は3部構成で、第1部の「文芸のかたち」では、漢詩や俳諧、読本(よみほん)が並ぶ。巻頭に口絵を載せて主要人物を掲載する当時としては新しいスタイルをとった読本「『忠臣水滸伝』前編」(山東京伝著、北尾重政画)などが展示されている。第2部「書
■人誘う、謎多きステンドグラス 日差しがステンドグラスを通過し、色彩豊かな光に変わる。仙台市青葉区の東北学院大土樋(つちとい)キャンパスにあるラーハウザー記念東北学院礼拝堂。戦前から愛され、今も利用され続けている。 土樋キャンパスには4つの歴史的建造物がある。同大学本館▽同大学大学院棟▽デフォレスト館と礼拝堂だ。それぞれ国の登録有形文化財に指定されている。 ラーハウザー記念東北学院礼拝堂が造られたのは昭和7年。建造費は約11万4300円で、現代だと約5千~6千万円相当の価値という。鉄筋コンクリート製で地上2階、地下1階。外壁には地元・秋保(あきう)産の石が使われている。設計したのは、戦前の日本各地で近代建築を手掛けた米国の建築家、J・H・モーガンだ。 名称は礼拝堂建設に5万ドルの寄付をしたという米国の女性、エラ・A・ラーハウザーに由来。収容人数は1、2階の客席に900人で延べ床面積は152
大学図書館と特殊コレクション-名古屋大学の西洋古典籍特殊コレクション 名古屋大学附属図書館:中井えり子(なかい えりこ) はじめに 日本国内の大学図書館に文庫やコレクションがいくつ、どこに存在し、それらがどのようなものであるのか、文献をさがしてみた。国立国会図書館刊行の『全国特殊コレクション要覧』(1)は、所蔵機関やコレクションの種別・テーマを問わず調査されたもので、これを更新して、オンライン化して公開したものが「全国特殊コレクションリスト」(2)である。このサイトに、2015年1月28日現在6,272件とある。また、関係リンクとしてり、日本国内の大学図書館関係個人文庫(3)と日本の大学所蔵特殊文庫データベース(4)が紹介されている。後者は『日本の大学所蔵特殊文庫解題目録』(5)をオンライン化したものである。そのほか、少し古いが大学図書館の情報を含む文献があり(6)、これらの文献やデー
豪華な挿絵は17世紀には模倣され、プロテスタントのみならずカトリックにも使用されたという。(写真:上智大学提供) ドイツの宗教改革者マルティン・ルター(1483~1546)によって、ギリシャ語からドイツ語に翻訳された「ルター訳聖書」が、上智大学中央図書館(東京都千代田区)で公開されている。「フォイエルアーベント聖書」と呼ばれるこの豪華な聖書は、1560年に刊行(装丁は1674年)された旧約・新約聖書完本。 著名な出版家ジークムント・フォイエルアーベント(1528~90)は、宮中伯(中世ドイツの爵位の一つで大臣に相当)フリードリヒ3世からルター訳聖書出版の特権が与えられ、1560年から1602年までに13版を重ねた。これらは、フォイエルアーベント聖書と呼ばれ、公開中の聖書は貴重な初版本。 上智大学神学部教授の佐久間勤氏によると、聖書の教えを民衆に分かりやすく伝えるという目的で、この聖書には、
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