星野仙一監督が5月末に難病の黄色靱帯(じんたい)骨化症の治療のため休養して以降、監督代行を務めていた佐藤義則一軍投手コーチは、コーチ業務に専念。酒井勉二軍チーフ投手コーチが二軍監督代行を務める。
星野仙一監督が5月末に難病の黄色靱帯(じんたい)骨化症の治療のため休養して以降、監督代行を務めていた佐藤義則一軍投手コーチは、コーチ業務に専念。酒井勉二軍チーフ投手コーチが二軍監督代行を務める。
政府がきのう閣議決定した「集団的自衛権の行使」容認は、海外での武力の行使を禁じた憲法九条を破棄するに等しい。憲政史上に汚点を残す暴挙だ。
OGGIの「毎日がW杯」 荻島弘一(おぎしま・ひろかず):1960年(昭35)東京都出身。84年に入社し、スポーツ部勤務。五輪、サッカーなどを担当して96年からデスク。出版社編集長を経て05年から編集委員として現場取材に戻る。 ベスト8最後の座を巡る争いは、壮絶だった。ベルギーと米国、120分に渡る死闘は、今大会でも屈指の密度の濃さ。MFデブルイネを軸にシュートを乱れ打ったベルギーが、GKハワードの好守が光った米国を2-1で破った。 ともに速い縦パスで、相手ゴールを襲った。攻守の切り替え、特に守から一気に攻に転じる時の迫力はすさまじかった。息もつかせぬ展開に120分間、目が離せなかった。 テレビを通して聞こえてくるスタンドの「U・S・A」コールに、興奮を覚えた。かつては「サッカー不毛の地」と呼ばれた米国。94年W杯米国大会前、フットボールを言えばNFLのことで、サッカーは「女子のスポーツ」
楽天は2日、大久保博元2軍監督(47)が監督代行を務めることを発表した。腰の手術を受け休養中の星野仙一監督(67)に代わり、1軍の指揮を執る。安部井チーム統括本部長は1日のオリックス9回戦で同カード9連敗を喫した後、深夜0時過ぎに決定したと説明。理由を「オリックスに勝てていないというのはある。そこで負けてしまったのは1つの要因。現状を変えられるのは大久保さんしかいないとなった。球団社長と話し合いをして決めた」と話した。 これまで監督代行を務めていた佐藤義則投手コーチ(59)は、1軍投手コーチに専念する。2軍は、酒井勉チーフ投手コーチ(51)が監督代行を務める。 ◆大久保博元(おおくぼ・ひろもと)1967年(昭42)2月1日、茨城県出身。水戸商から84年ドラフト1位で西武入団。92年巨人に移籍。捕手としてプロ10年間で41発を放ち、95年に引退。引退後はテレビ解説者などで活動し、プロゴルフに
安倍晋三首相は1日夕、憲法解釈を変えて集団的自衛権行使を可能にする閣議決定をしたことを受け、首相官邸で記者会見した。戦後日本の安全保障政策の大転換だが、首相は「武力行使が許されるのは、自衛のための必要最低限度。従来の憲法解釈の基本的な考え方は何ら変わるところはない」と強調した。 集団的自衛権を使えば、密接な関係にある他国が攻撃された場合に武力を使って反撃できるようになるが、首相は「外国を守るために日本が戦争に巻き込まれるという誤解がある。しかし、そのようなこともありえない。憲法が許すのは、あくまで我が国の存立を全うし国民を守るための自衛の措置だけだ。外国の防衛それ自体を目的とする武力行使は今後とも行わない。今回の閣議決定によって、日本が戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく」と強調した。 また、首相は「閣議決定をふまえ、関連法案の作成チームを立ち上げ、直ちに作業を開始したい。準備ができ
AKB抜いた!「平成の団地妻」橋本マナミ写真集アマゾン1位 写真集「あいのしずく」で想像をかきたてるショットを披露する橋本マナミ Photo By スポニチ 「今一番愛人にしたい女」「平成の団地妻」などと呼ばれて人気のタレント、橋本マナミ(29)が“ヌキ”まくる!?橋本の写真集「あいのしずく」(ワニブックス)が注目を集めている。 6月27日の発売後、インターネットの大手通販サイト「アマゾン」のタレント写真集部門で、ハロプロら、多数のアイドルが登場する「アイドルJUNON2014」、AKB48メンバーと愛犬との姿などが収められた「AKB48の犬兄妹」など、アイドルの作品を次々と抜いて、売り上げが1位に立つ時間帯が多くなっている。 ワニブックスのオンラインストアでも人気沸騰。サイン入りで用意した300冊に予想以上の早さで注文が入り、橋本が急きょサインを書き足す態勢に入っている。 橋本は「
<ソフトバンク0-1ロッテ>◇1日◇東京ドーム 福岡・博多のアイドルグループRev.from DVLメンバーで、「天使すぎるアイドル」と話題の橋本環奈(15)が見事な「ノーバン始球式」を披露した。 ソフトバンク社の「白戸家シリーズ」CMに出演する橋本は、セーラー服姿でマウンドに上がった。白戸家のお父さんがホームベース後方から見守る中、右腕から投げたボールは、ノーバウンドで捕手細川のミットに収まった。 ソフトバンク戦の始球式は今季開幕戦以来2度目。この日は恒例イベント「鷹の祭典」の第1戦で、スタンドが赤いユニホームを着たファンで真っ赤だった。橋本は注目が集まる中で大役を務めてホッとした表情。「2回目の始球式でちょっとは緊張がほぐれるかなと思いましたが、全然! 今日は真っ赤に染まっていて、緊張しました。前回はバウンドしたけど、今日は届いたので90点です」と天使のような笑顔を振りまいた。
橋本環奈、ノーバウンド投球で「90点」鷹の祭典始球式登場 2014年7月2日6時0分 スポーツ報知 「鷹の祭典2014in東京ドーム」で始球式を行ったRev.from DVLの橋本環奈 始球式を前に意気込みを語る橋本(右)と感情認識ロボットのPepper 「1000年に1人の逸材」としてブレークしているアイドルグループ「Rev.from DVL」の橋本環奈(15)が1日、ソフトバンク対ロッテ10回戦(東京D)で始球式を行った。 ソフトバンクCMで共演している白戸家のお父さん犬が見守る前でノーバウンド投球。「前回はバウンドしちゃって今回は届いたので90点」と胸を張った見事な投球に、真っ赤に染まったスタンドからは驚きにも似たどよめきが起こった。 「『俺祭』鷹の祭典2014in東京ドーム」と題した今イベントが東京Dで行われるのは今年で3度目。「鷹の祭典」の初戦として行われ、来場者全員に「カチド
集団的自衛権に何を思うのか――アフガニスタンなどで武装解除・平和構築の現場を体験した伊勢崎賢治氏、元防衛官僚でイラク自衛隊派遣にも携わった柳澤協二氏が語り合う。憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン「マガジン9」が主催する第32回マガ9学校『集団的自衛権と自衛隊「積極的平和主義」はホンモノか』の模様を一部抄録。 伊勢崎 ぼくと柳澤さんは、「自衛隊を活かす 21世紀の憲法と防衛を考える会」というのをやっていて、現行の憲法の中で、自衛隊をどう生かせるのか考えています。 柳澤さんは、自衛隊をイラクのサマーワに派遣した張本人ですね。ぼくは、その時、アフガニスタンでDDRをしていたので「自衛隊を派遣するならアフガンだろう」と騒いでいて、はじめてビデオニュース・ドットコムで対談した時に、ああ、この人が自衛隊を出したのかと思いました(笑)。今日は柳澤さんと集団的自衛権についてお話できればと思いま
宇都宮市が導入を進めるLRT(次世代型路面電車)をめぐり、LRT導入の是非を問う住民投票条例制定を求めて署名活動を行った市民有志が1日、県庁で記者会見し、「宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会」(仮称)を立ち上げると発表した。設立は12日。 市民有志は約3万人分の署名を集めて市に直接請求したが、今年1月に市議会で否決された。改めてLRTに反対する理由について「幹線道路の機能を犠牲にして路線バスを排除し、乗り換えを強要するLRTに巨額の建設費を投じるのはデメリットが大きい」と主張。会見した上田憲一さん(76)は「LRTに反対する潜在的な声は今も大きく、受け皿が必要」と話している。12日午後2時から、とちぎ健康の森(同市駒生町)で設立会合を開く。
戦後日本の立脚点を覆す転換が、いともやすやすと行われた。 安倍内閣が集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更を閣議決定した。これほどの大転換が、主権者たる国民の審判を仰ぐことなく、国会の採決を経ることもなく、一内閣の解釈だけでなされた。立憲主義と法治国家の否定で、内閣による国民からの主権簒奪(さんだつ)、クーデターに等しい暴挙だ。 国際社会から日本は原理原則の無い国だと見られても仕方がない。安倍内閣は憲政史上、最も法の支配を軽んじた内閣として、歴史に名を刻まれるだろう。 「限定」の偽装 世論調査で行使容認への反対は過半数に上る。それなのに政府は国民に諮ることなく決めた。そこに正当性などあるはずがない。 ここに至る過程がまた姑息(こそく)な議論の連続だった。憲法改正をたやすくする憲法96条改定論が「裏口入学」と批判されると、1959年の砂川事件の最高裁判決を根拠に解釈改憲を図る。だが「判決は
【東京】政府は1日、普天間飛行場の辺野古移設に向けた本体工事や調査などの関連費用約637億円の支出を閣議決定した。キャンプ・シュワブ沿岸域の米軍提供水域の立ち入り禁止水域を大幅に拡大、工事のために日本側が共同使用することも決定した。 水域変更は近く官報で告示される。 予算は2014年度予備費から142億円、複数年度にわたって契約が必要な事業に支出する「非特定国庫債務負担行為」として545億円まで計上することを決定した。同債務負担行為は財政法上、最長5年の支出が認められる。防衛省は今回支出が決定した事業を4年で完了させる考え。 工事の詳細は明らかにしていないが、埋め立て用の巨大工作物ケーソンや矢板の設置費など埋め立てに必要な経費も含まれている。 閣議では米軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区(宜野湾市)について、日本側が返還前に立ち入り調査をするための共同使用についても決定した。
インタビューに応じるガバン・マコーマック氏=1日午後、那覇市 「7月1日は歴史に残る日になるだろう」。集団的自衛権の行使容認が閣議決定された1日、米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古で新基地建設工事が着工された。 来沖中の日本近現代史研究者でオーストラリア国立大名誉教授のガバン・マコーマック氏は「安倍政権は沖縄を征服するための総力戦を仕掛けてきたと言ってよいだろう」と語った。その上で「非常に深刻な事態で楽観できない。法と憲法を軽蔑し、暴力装置を持つ国家にどう抵抗するのか、全ての人が考えなければならない」と問題提起した。 マコーマック氏は、普天間飛行場の辺野古移設に反対する声明を出した海外有識者の1人。「かつての自民党はこのように特定の地方を弾圧することはなかった。大変悲しい出来事だ」と安倍政権を批判した。 ことし1月、名護市長選で基地反対を掲げた稲嶺進氏が再選した。マコーマック氏は「
現在位置 トップ > 政策・審議会 > 審議会情報 > 調査研究協力者会議等(科学技術・学術政策) > 「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善等に関する協力者会議 「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善等に関する協力者会議 報告等 最新の議事要旨・議事録・配付資料 名簿 「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善等に関する協力者会議について 概要 「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善等に関する協力者会議の運営について(平成26年5月23日改正) 「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善等に関する協力者会議の運営について 「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善等に関する協力者会議の設置について 報告等 平成26年02月03日 公正な研究活動の推進に向
記事一覧 集団的自衛権行使容認 戦う国がなぜ安全なのか (2014年7月2日午前7時15分) 自衛隊発足60周年の日、安倍晋三首相は、集団的自衛権の行使容認へ向け憲法解釈変更の閣議決定に踏み切った。自国が攻撃されていなくても、密接な関係にある他国への攻撃を阻止する国家体制は自衛隊の派兵に道を開くものであり、歴代内閣が守ってきた「専守防衛」の理念から大きく逸脱するものだ。 憲法9条の下にある「平和の維持装置」を一内閣の恣意(しい)的判断で簡単に変更することが許されるのか。強引な解釈改憲が立憲主義に反するのは明らかだ。 日本の安全保障政策の大転換は、国会機能無視と国民不在の与党密室協議で進められた。歯止めとされる「自衛の措置」としての「武力行使の新3要件」も抽象的で許容範囲が曖昧。言葉上は「限定容認」と抑制的だが、政府裁量で拡大解釈され、日本を戦う国へ導く恐れを禁じ得ない。 ■不戦の誓い
記事一覧 集団的自衛権容認で知事コメント 政府、臨時閣議で決定 (2014年7月1日午後6時30分) 政府は1日夕の臨時閣議で、従来の憲法解釈を変更し、自国が攻撃を受けていなくても他国への攻撃を実力で阻止する集団的自衛権の行使を容認すると決定した。 福井県の西川一誠知事は、集団的自衛権行使容認の閣議決定を受け「刻々と変化する国際情勢の中で、集団的自衛権の行使は、国家の存立や国民の生命に関わる重要な問題であることから、平和主義など日本の憲法の精神を世界に示し、憲法上できること、できないことを明確にしながら、制度的なコントロールの下でなすべきである」とのコメントを発表した。 山崎正昭参院議長(福井県選出)は事務所を通して「(今後、関連法案を取り仕切る)議長という立場上、コメントは差し控えたい」とした。 ■集団的自衛権 密接な関係にある同盟国などが武力攻撃を受けた場合、自国が直接攻撃され
「国のためにと思ってしたことが、侵略だと気付いたのは戦争が終わってからだった」。第2次大戦を生き延びた長野県内の元兵士たちは1日、集団的自衛権をめぐる閣議決定に危機感を募らせた。過酷な体験から、「集団的自衛権」が歯止めを失い、他国の戦争に引きずり込まれる事態を懸念した。 「後の世の裁きを畏(おそ)れぬ者ばかり」。1日午後、松本市板場の小口凪海(なぎみ)さん(92)は、ノートに記した自作の川柳を指さした。2月に安倍首相が閣議決定で憲法解釈を変更する方針を明らかにした時、批判を込めて詠んだ。 1942(昭和17)年、長野師範学校(現信州大教育学部)を卒業後に召集され、中国に出征した。「当時は軍部でさえ国会を動かそうとしたが、今は内閣が決めれば全て決まってしまうような雰囲気。どちらがより異常だろうか」と問い掛ける。 当時は「自衛のための聖戦。負ければ大変なことになる」と考えていた。風邪をこ
政府が集団的自衛権行使を認める憲法解釈を閣議決定したことについて、長野県内の首長からは1日、拡大解釈が広がることへの懸念や、国民への十分な説明を求める声が聞かれた一方、「適切な判断」と評価する意見もあった。 信濃毎日新聞が5月にまとめたアンケートでは、77市町村長のうち6割弱に当たる43人が集団的自衛権に関する憲法解釈変更に反対の意思を示した。このうち、唐木一直・上伊那郡南箕輪村長は、政府が限定的な容認としていることに「いったん認めれば、歯止めが利かなくなるのでは」と指摘。菅谷昭・松本市長も「なし崩し的に解釈が拡大されないか懸念を抱いている」とした。 小口利幸・塩尻市長は「日本が世界から戦争する国に見られる可能性があり、それは国益に反すると思う」。池田茂・中野市長は「東アジアの状況をにらんでのことだと思うが、すごく急いでいる感じを受ける」と述べた。柳田清二・佐久市長は「これほど国民的議
集団的自衛権、議論の拙速さに批判 県内首長、労働関係者 集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に対し、県内の首長や労組関係者からは1日、議論の拙速さへの批判や、戦争参加への懸念の声が噴出した。 県市長会会長の穂積志秋田市長は「集団的自衛権の行使容認は安全保障政策の大転換。閣議決定ではなく、憲法の在り方も含めて広く国民を巻き込んだ議論が必要だった」と指摘。「戦後一貫して平和を求めてきた国民の不安を払拭(ふっしょく)するためにも、法整備に当たっては慎重かつ徹底した議論を積み重ねてもらいたい」と注文をつけた。 県町村会会長の斎藤正寧井川町長は「集団的自衛権の行使容認は憲法9条の理念を無視すること」とした上で、一内閣が憲法の解釈を大きく変更することは行き過ぎとの認識を示した。さらに「現憲法の理念の下で育った一人として、安倍政権の判断は拙速に感じる。与党内にブレーキ役となる人がいないのではないか」
「議論拙速」「合意形成丁寧に」 集団的自衛権、東北の知事反応 戦後の安全保障の根幹を大きく変える集団的自衛権の行使容認が1日、閣議決定され、東北各県の知事からは政府の方針を評価する声とともに、異論も出た。憲法解釈の転換に対する賛否にとどまらず、知事らは国民的合意の欠如、拙速な議論への懸念を口にした。 政府要望のため上京した村井嘉浩宮城県知事は都内で報道各社の取材に答え、「時代の流れで、やむを得ない。大切なのは国民の生命と財産を守ることだ」と政府の決断に理解を示した。 元自衛官として「血を流さないに越したことはないが、国を守るために流すのは自衛官として本望だと思う」と代弁しつつ、「議論が急浮上した感は否めず、拙速に感じている国民は多い」と指摘した。 佐竹敬久秋田県知事は県庁で取材に応じ「最悪の事態となった場合にどう日本を守るか、選択の余地を持っておかないといけない」と持論を述べた上で「
福島県飯舘村で福島第1原発事故に伴う本格的な国直轄の除染が、帰還困難区域の長泥地区を除く19行政区で進んでいる。取り除かれた放射性廃棄物を保管する仮置き場の確保面積は目標のわずか約8パーセント。暫定措置として「仮」仮置き場を設けてしのぐが、目に付く場所にあるケースが多く、住民帰還の妨げになりかねないと懸念の声が上がる。 環境省は当初、同村の仮置き場の面積を約140ヘクタールと見込んだ。現在はその2倍程度が必要と判断している。造成済みは牧草地約20ヘクタールと国有林2ヘクタールにすぎず、窮余の策として仮仮置き場を設けた。同省は6月現在で仮置き場を「9割確保した」と発表したが、ほとんどが仮仮置き場だ。 仮置き場は土地を3年間借りる契約を結び、除染廃棄物を入れた専用の袋を保管する。仮仮置き場は1年契約で更新可能。賃借料は仮置き場と同額だ。70アールの水田を仮仮置き場として貸している男性(66
震災から3年以上たつ今も300世帯余りが入る矢本運動公園仮設住宅。航空自衛隊松島基地の管制塔や格納庫も見える 自衛隊は東日本大震災で捜索や復旧活動に貢献した。被災地の宮城県東松島市は、航空自衛隊松島基地を抱え、「基地のまち」でもある。海外での武力行使を可能にする集団的自衛権行使を容認する閣議決定に、住民は複雑な思いを抱いた。 松島基地から北東に約1キロの矢本運動公園仮設住宅。今も300世帯以上が暮らす。1日は飛行訓練が行われなかったが、普段は曲技飛行隊「ブルーインパルス」などの機体も見える。仮設住宅に住む男性(65)は「復興が進んでいない地域や、福島第1原発の問題もある。海外での戦争に予算や人員を充てる前に、国内の課題解決が先」と政府の動きをいぶかった。 基地と地域の結び付きは、航空祭などを通じて以前から強かった。基地も被災したが、隊員は救難活動などに当たった。 「震災後は、被災地を
【東京】政府は1日午前の閣議で、米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移設に向けて、辺野古沖の臨時制限区域(約561ヘクタール)を常時立ち入り禁止とすることと、同区域を日本政府が共同使用することを決定した。
「集団的自衛権の行使は認められない」という憲法解釈は、歴代政権が引き継いできた「国是」だった。戦後日本の平和主義を担保してきたこの憲法解釈が国民に是非を問うことなく、国会での議論もほとんどないまま、一内閣の閣議決定によって変更されるのは、「憲法クーデター」というしかない。
沖縄都市モノレール(仲吉良次社長)の浦添延長に伴う新たな4駅の名称や車内メロディーを考える検討委員会が1日に発足、第1回会合が那覇市のモノレール本社で開かれた。10月開催の第3回会合で駅名など5項目で候補を決定する。
安倍晋三内閣は、自衛隊発足以来60年にわたり憲法上許されないとしてきた集団的自衛権行使に関する政府解釈をひっくり返し、行使は可能とする閣議決定を強行しました。国民的な議論も、国会でのまともな審議もなく、一片の「閣議決定」なるものでクーデター的に政府解釈を覆し、憲法9条を破壊する空前の歴史的暴挙であり、満身の怒りをもって抗議します。 世界も受け入れない 閣議決定が国民の意思に反するのは、直近の世論調査から明確です。憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に過半数が反対しています(「毎日」6月29日付=「反対」58%、「賛成」32%、「日経」30日付=「反対」54%、「賛成」29%)。民意を無視した安倍・自公政権の責任は極めて重大です。 安倍・自公政権は、これまで政府が集団的自衛権と憲法解釈の関係についてとってきた見解をいま一度銘記すべきです。 政府は従来、「憲法について見解が対立する問題があ
「現行の憲法解釈の基本的な考え方はなんら変わらない」「海外派兵は一般に許されないという従来からの原則もまったく変わらない」「許すのは、国民を守るための自衛の措置だけ」 閣議決定後の1日の記者会見で、安倍晋三首相の口から次々と発せられる言葉をメモ書きしながら、総毛立ちました。憲法9条を破壊、戦地に日本の若者を送り血を流させる安全保障政策の大転換となる閣議決定。安倍首相はウソとデタラメを並べ続けました。 閣議決定は「他国への武力攻撃」に対する実力行使=集団的自衛権行使を容認。武力行使の要件をめぐる憲法解釈の百八十度の転換です。 与党協議で自民党は、ペルシャ湾での機雷掃海を実現すると公言しており、海外派兵への大転換も明白です。国連安保理決議が出た後も「憲法上の武力行使は許容される」と政府の想定問答は明記し、全面的な武力行使への道を示しました。 「国民を守る」という首相ですが、その例の真っ先にあげ
沖縄県議会は6月30日、集団的自衛権行使容認の閣議決定を強引に推し進める安倍内閣に強く抗議し、慎重審議を求める意見書を、与党の公明党を含む賛成多数で可決しました。 意見書は、「国民的議論もなされず性急に閣議決定を行う乱暴な姿勢は到底許されるものではない」と糾弾。集団的自衛権が行使された場合、他国の戦争に巻き込まれる危険性が生じ、米軍基地が集中する沖縄では県民の生命財産が脅かされると強調しています。 賛成討論に立った日本共産党の渡久地(とぐち)修県議は、「在日米軍基地の74%が集中する沖縄こそが攻撃対象になる。沖縄戦で二十数万人の尊い命が奪われた沖縄の県議会として、将来に禍根を残さない判断が必要だ」と訴えました。
「『平和の党』どころか『戦争の党』だ」。本紙に寄せられた怒りの声です。 太田昭宏国交相(公明党)も署名した海外での武力行使容認の閣議決定。公明党は文案づくりで自民党と密室協議を重ねてきました。その姿は、国民を欺きながら「戦争の党」に成り下がったことを示しています。 昨年夏の参院選で公明党は、集団的自衛権行使に「断固反対」「国民の理解を得られない限り変えてはならない」(山口那津男代表)と公約。2012年総選挙アンケート(「毎日」)でも、集団的自衛権行使への解釈改憲に全候補者の87%が「反対」でした。 それが一転。安倍晋三首相と自民党に全面屈服したのは、政権与党の地位にしがみつく党利党略からです。山口代表は1月24日、自民党側との協議がまとまらなくても、「連立離脱は到底考えられない」と述べ、与党協議の入り口から連立優先の姿勢を示しました。 そもそも、集団的自衛権行使を禁じた1972年の政府見解
政府は1日午後、首相官邸で臨時閣議を開き、歴代政権が憲法上、禁じてきた集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈の変更を決めました。「海外で戦争しない」ことを大原則としてきた憲法の平和原則に対する、戦後かつてない挑戦です。 安倍晋三首相は臨時閣議後の記者会見で日米同盟や自衛隊の増強といった「抑止力」を強調し、解釈改憲を正当化しました。集団的自衛権行使を容認するため、自衛隊法改定など十数本に及ぶ関連法案の作成チームを政府内に立ち上げ、「直ちに作業を開始したい」と述べました。法案の提出時期は明言しませんでしたが、年末に予定されている日米軍事協力の指針(ガイドライン)再改定を前後した時期が見込まれています。 閣議決定は、(1)武力行使にいたらない侵害(グレーゾーン)への対処(2)自衛隊の「戦地」派兵拡大(3)集団的自衛権の行使容認など「武力行使」要件の拡大―の3本柱で構成されています。憲法9条の
2014年6月27日は、1994年6月27日にStevan Harnad氏がバージニア工科大学が運営する電子ジャーナル・メーリングリストに「転覆計画」あるいは「破壊的提案」(” A Subversive Proposal”)と呼ばれる投稿を行ってから20年目にあたりました。この投稿は研究者自身がプレプリントや査読後の論文をオンラインで公開することで、必要最低限の経費で成果発信が実現できると呼びかけるもので、後にオープンアクセス運動につながっていきました。 Richard Poynder氏のブログ”Open and Shut?”ではこの「転覆計画」から20年の節目に、提案者であるHarnad氏に対して行ったメールインタビューのまとめを公開しています。インタビューではGold OAとGreen OA、OA方針、OAと途上国の関係等のトピックが扱われており、最後に「もし2014年の今に向けて、『
2014年6月27日、Dr. Rüdiger Wischenbart Content and Consulting等が2007年から実施している国際出版社ランキング(“The Global Ranking of the Publishing Industry”)の2014年版が公開されました。 この調査は出版事業による2013年の収益が1億5千万ユーロもしくは2億ドルを超えている出版社を対象に行われているものです。2013年の収益に基づくランキングは、2012年から1位~7位までの順位に変化はなく、1位は米ピアソン(Pearson)で年間収益は56億5,500万ユーロ、2位はエルゼビア(Read Elsevier)で年間収益は44億1,700万ユーロ、3位はトムソン・ロイター(ThomsonReuters)で年間収益40億1,500万ユーロでした。 The Global Ranking o
7月1日、防衛省は、集団的自衛権の行使容認決定を受け、関連法制の整備を進める検討委員会を設置した。写真は訓練に臨む陸上自衛隊員ら。船橋で1月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato) [東京 1日 ロイター] - 防衛省は1日、政府が集団的自衛権の行使容認などを決定したことを受け、関連法制の整備を進める検討委員会を設置した。法案の準備が整い次第、国会に提出する。
7月1日、政府は集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更を閣議決定した。写真は記者会見に臨む安倍首相(2014年 ロイター/Yuya Shino) [東京 1日 ロイター] - 政府は1日、集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更を閣議決定した。日本への直接的な攻撃に対して最小限の武力行使しか許されなかった自衛隊は、親密な他国が攻撃を受けた場合でも、一定の条件を満たせば反撃可能になる。 安倍晋三首相は、抑止力の強化につながると強調。中国の軍事力増強など安全保障の環境が変化する中、日本は防衛戦略の幅が広がる。一方で、条件に当てはまるかどうかは政権の判断に依存しており、武力行使の範囲が拡大する恐れがある。
「後拾遺和歌集」収録の和歌で、「兼明親王」の作。 後拾遺和歌集の所蔵が自館になかったため、宮崎県立図書館から資料①②『後拾遺和歌集全釈』(上・下)を取り寄せてご覧いただくことにした。 資料②を取り寄せ後、p.638、639【参考】の記載を良く見ると「ななえやえ~あやしき」の歌が「兼明親王」の作で「ななえやえ~あやしき」の歌は太田道灌の後日譚に出てくる、貧しい少女の歌であった逸話の記載があったので、利用者が知りたい和歌の作者は「兼明親王」ではなく太田道灌の後日譚に出てくる「貧しい家の少女」ということになるので、利用者にそのことを伝えてお詫びした。 「ななえやえはなはさけども」でYahoo!JAPANを検索。 ⇒レファレンス協同データベースで宮城県立図書館の類似事例【照会先①】(登録番号:1000139487、 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?pa
去る2014/6/28、情報メディア学会の研究大会において、パネルディスカッションのコーディネータを務めさせていただきました。 情報メディア学会 http://www.jsims.jp/ 第13回研究大会開催のご案内 http://www.jsims.jp/kenkyu-taikai/yokoku/13.html 情報メディア学会 第13回研究大会「デジタル化を拒む素材とアウトリーチ」 #JSIMS2014 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/685786 ※じきに動画もアップされる予定。 当日ご来場くださった皆様、ネット等で関心を持ってくださった皆様、関係者・パネラーの皆様、どうもありがとうございました。 この記事は、初めての”コーディネータ”なる横文字仕事を、見よう見まねでなんとなく務めた自分の、極私的反省会場&ふりかえりメモ置き場です。 【準備し
親が入院したのをきっかけに山奥にひっこんで、なんとか山奥で座りながら金をかせげないかとおもい、この一ヶ月、国会図書館デジタルコレクションの画像を整形して Amazon KDP を利用してひたすら出版しつづけてみた。目標100冊で達成率5割程度と大学の考課なら不可をくらう成績だが、いろいろ手探りでやりだしたからしかたないとする。 君見ずや出版 - KimiMizuya - かなり早い段階で値段をつけるのが面倒くさくなってきて全部4ドルにした。約400円。やっぱり買う人いないな。国会図書館の著作権切れのものばっかり売ったから売上の35%が取り分で、一ヶ月の成果としては約4000円程度。賃労働の半日分程度。派遣のプログラマなら2時間前後で稼げる額だ。しかもこれがこの先このペースで売れるとも思えない。全体にいろんな面でわざわざニッチな方面を攻めてみた気がする。後半はメジャーっぽい分野にしてみたがや
■自衛隊が海外で戦闘に加担 政府は1日、午前の自民、公明両党の合意を受けて同日午後臨時閣議を開き、憲法解釈を変更しての集団的自衛権行使容認を決定した。これにより従来の政府解釈が憲法9条を盾に禁じてきた自衛隊の海外での武力行使に道が開かれ、日本は憲法9条の下戦後69年間、一度も「戦争しない国」からいよいよ「戦争する国」に踏み出した。 閣議決定の2014年7月1日は、くしくも「専守防衛」を掲げた自衛隊の発足60周年に重なり、この日は日本の安保政策が180度転換した歴史的な日となった。同時に自公連立政権の安倍晋三首相、山口那津男公明代表も戦後初めて海外の武力行使に道を開いた政治家として、それが名誉なことか不名誉なことかはともかく後世に大きく名を残すことになった。 従来の政府解釈が禁じる集団的自衛権行使に対し、「戦争できる国」に前のめりな安倍首相は、尖閣諸島をめぐる中国の動きなどを巧みに利用。あた
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