【モスクワ=佐藤貴生】世界の原子力発電史上、最悪の惨事となった旧ソ連(現ウクライナ)チェルノブイリ原子力発電所の事故は26日、発生から25年を迎えた。ウクライナの首都キエフの教会では、事故が起きた午前1時23分(日本時間同6時23分)、事故処理に当たった生存者の1人が25回にわたり鐘を鳴らして、犠牲者を追悼した。 インタファクス通信によると、教会ではこれに先立ってロシア正教のキリル総主教が祈りをささげた。総主教は「世界は、平和な時代に襲ったこの事故に比較しうる惨事を経験したことがなかった」と述べた上で、「他人に生命を与えるという最も崇高な神への贈り物をした」と事故処理に当たった人々を改めて悼んだ。アザロフ首相ら約700人も教会で犠牲者の冥福を祈った。 モスクワのラジオ局エホ・モスクブイによると、ロシア西部の飛び地カリーニングラードや、ウクライナ西部の都市リビウではこの日、事故犠牲者の新たな
民主党の小沢一郎元代表に近い山岡賢次副代表ら菅直人首相に批判的な勢力が26日午前、新グループ「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」を発足させた。 会合には鳩山由紀夫前首相、原口一博前総務相、松野頼久元官房副長官ら約50人が出席した。 山岡氏は「原発事故での政府対応への国民の失望が、怒りをもってわれわれに対応を求めている。座して死を待つわけにはいかない。両院議員総会の開催を求める」と述べ、首相退陣を念頭に総会開催を要求。 鳩山氏もこれに同調し、「己を捨てる政治という民主党結党の原点に戻らなければいけない」と述べた。 呼びかけ人は山岡氏のほか鳩山氏側近の中山義活経済産業政務官、平田健二参院幹事長ら。顧問には鳩山氏、田中真紀子元外相、平野博文元官房長官らが就いた。 同会の設立趣意書には「民主党は一連の選挙に連戦連敗している。菅政権が国民の支持を失っているのは明らかだ」と明記。その上で「野
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