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RFPに関するwasaiのブックマーク (10)

  • RFPによるコンペで失われた信頼関係

    システム開発において、そろそろ見直すべきと筆者が思っていることの一つに、「RFPによるコンペ」がある。これまで、ユーザー企業がシステム開発を行う際、提案依頼書(RFP)を提示し、複数のシステム会社から提案を受けて発注先を選定することが推奨されてきた。これはシステムのオープン化の初期、技術基盤や言語が多様化する中、妥当な費用を探りつつ、提案力のある発注先を選定するのに有効な手段だった。公共機関では公平性という観点から今後も主要な手段であり続けるだろうが、民間企業ではもうその歴史的役割は終わったのではないだろうか。 RFPによるコンペの最大の功績は、ユーザー企業から見ると競争原理によって開発費用の相場を大幅に引き下げたことだ。しかしその代償として、発注者と受注者の信頼関係をズタズタにし、責任を回避し合う構図を作ってしまった。受注者は、コンペで勝つために低価格を約束し、不十分な体制で無理な納期で

    RFPによるコンペで失われた信頼関係
    wasai
    wasai 2012/01/30
  • コンサルタントがよく使うRFPの書き方:12項目で網羅的に作成

    情報システム部の存在意義は、ITサービスを通したユーザ利便性の向上にあります。ITサービスとは単一、もしくは複数のシステムによって提供されるものですから、新しいシステムを企画立案して運用に漕ぎつけるまでの流れは、情報システム部の主たる業務と言えるでしょう。 新しいシステムを構築するためには、企画段階で得た構想を要件レベルに具体化し、システム設計者に引き渡します。企画をした人間が設計・構築・テスト・リリースまで担当できるにこしたことはないのですが、上流工程を担当する人間はスキルセット上、高コスト(月単価150万円以上)であることがほとんどですし、そもそも社内でシステム実装スキルを有する人間を必要数確保できないという根的な課題もあって、要件定義フェーズ以前と設計フェーズ以降では担当者が異なることが多いのが実情です。 そこで要件定義フェーズで整理したことを正確に設計フェーズにつなげるために用い

    コンサルタントがよく使うRFPの書き方:12項目で網羅的に作成
    wasai
    wasai 2011/08/25
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  • 提案依頼のときのアプローチの違い(RFPの違い):ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ

    最近またRFP(提案依頼書)に関する引き合いが増えてきているように感じる。システム調達のやり方を見なおしてきちんと仕様を決め、評価ポイントを定めた上で提案を受けるというのは、これまでのなぁなぁな調達を改めて透明化する面では効果があり良いことだと思うが、そのやり方がわからないので教えて欲しいという相談も多い。 ただこうした相談の際に勘違いをしている発注者が非常に多いので訂正しておきたいが、RFP(提案依頼書)を発行すれば必ずシステム開発コストが安くなるというのは間違いだ。提案依頼の為には要求仕様を固めてそれに対する見積もりを貰うわけだが、この要求仕様の固め方や提示の仕方によっては単にパッケージソフトを購入するよりも高くなるケースがありうる。 一番多いのは固めた要求仕様に合致するパッケージがなくその差をカスタマイズ開発してそのコストが高額になるケースだが、他にも仕様を固める際に想定データ量を多

    提案依頼のときのアプローチの違い(RFPの違い):ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ
  • プロジェクト・マネージャの役割

    RFP作成からベンダー選定までのプロジェクトにおけるプロジェクト・マネージャ(PM)の役割は,基的にはほかの開発プロジェクトなどのPMと同じである。 人や時間といったリソースを使って,決められた期限までに目標を達成することがPMに求められるミッションである(図2)。 従って,RFPプロジェクトにおいてもスケジュール管理やコスト管理,リスク管理などプロジェクト管理の基となる項目は,すべてPMの管理対象となる。ただし,RFPプロジェクトにおけるPMの最も重要な役割はコミュニケーションのハブとして機能することである(図3)。表現を変えるとPM=ファシリテータと言ってもよいだろう。 ・プロジェクト・チーム ・社内(コンサルタントなど第3者がPMの場合は「顧客」) ・ベンダー (1)プロジェクト・チームに対するファシリテーション チーム・メンバーに対する業務指示や進ちょく会議,各種検討会議の進行

    プロジェクト・マネージャの役割
    wasai
    wasai 2009/12/03
    こう絵に書くほどうまく出来ていないのでチェックしておこう
  • RFP完全マニュアル 実践編

    情報システムの調達におけるRFP(提案依頼書)の必要性は,ここ数年でかなり認知度が高まっている。以前はRFPを作らないユーザーも多かったが,厳しい経済状況の中,システム投資に慎重になっているユーザーにとって,RFPを作ることは不可欠になっている。連載では,筆者が実際に経験したRFP作成・活用の現場の情報を基に,すぐに役立つ実践的な情報を提供していく。 なお,RFPの初歩から知りたいという方は,「RFP&提案書完全マニュアル」(日経BP社)も併せて読んでみてほしい。 ■趣旨(目的・背景・狙い)」の実践的なまとめ方 趣旨はRFPの「ミッション・ステートメント」 「目的・背景・狙い」とは何か? 趣旨をつかむための「ネタ」とは? ケーススタディ:ガソリンスタンド会社の顧客情報システム 趣旨の具体的な書き方の例 ■業務要求とアウトプット RFPの基構造 RFPにおける業務要求の洗い出しの目的とは

    RFP完全マニュアル 実践編
    wasai
    wasai 2009/08/10
    よいまとめなので読み直しておこう
  • 【連載】今さら聞けない RFPによる調達&提案ガイド (13) 最適な非機能要件を定義するためのポイント | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    非機能要件を作成するにあたっては、調達側・提供側がその難しさを認識した上で、協力しながら最適解を求めていく姿勢が大切です。さらに、提供側はプロとして、顧客から必要な情報を収集した上で、既存資産、IT戦略、機能要件を通して最適な非機能要件を浮き彫りにしていくことが求められます。その際、以下のような非機能要件の特徴や目的に留意する必要があります。 1.ユーザーの理解を助ける工夫をする 非機能要件は機能要件に比べて作成するのが難しい上、ユーザーに理解してもらうことも困難です。要件定義のフェーズで確立される機能要件に対し、非機能要件を確立していくプロセスはアーキテクチャ設計や運用設計のフェーズで実施されることが多いです。ユーザーに納得してもらうために、設計フェーズで作成した成果物を提示して根拠と妥当性をユーザーに伝えるなどの工夫が必要です。 2.運用中のシステムも考慮して予算を検討する 既存の資産

  • 【連載】今さら聞けない RFPによる調達&提案ガイド (12) 非機能要件の仕様の記述が難しい理由 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    なぜ、非機能要件の仕様を記述するのは難しいのでしょうか。機能要件を仕様化する際、システムの利用者であるユーザーから吸い上げた要求を軸に事業戦略やIT戦略に基づいて行うのが一般的なプロセスです。基的には、非機能要件を仕様化するプロセスも機能要件のそれと同じです。 しかし、非機能要件はIT戦略上の全体最適がより重要視される点、ユーザーがすべての答えを持っているわけではない点で機能要件とは異なり、こうした要素が非機能要件の仕様化を繁雑にしています。 前号で、機能要件を具体的に説明するために一戸建ての注文建築を例に出しましたが、非機能要件も同じように建築にたとえることができます。 素人ながらプロはだしの料理を作る人にとって、一般家庭のキッチンに備え付けられるコンロや火力では性能が足りないはずです。また、仕事趣味に忙しくて留守がちの人が「防犯に強い家が欲しい」と建築会社に依頼したとして、「入室後

  • 【連載】今さら聞けない RFPによる調達&提案ガイド (11) 機能要件の実現に必要な機能を定義する要件 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    RFPに記載すべき最も重要な要素であるシステム要件は機能要件と非機能要件から構成されています。前号と重複するところもありますが、非機能要件を作成する方法を解説するにあたって、機能要件と非機能要件についておさらいしておきましょう。 前号では機能要件について、「システムを利用して何をやりたいか」を説明したもので、「業務上の付加価値に直接的に関係するもの」だと述べました。例えば、「前日の商品別売上実績を翌日の9時までに見られるようにしてほしい」「従業員の残業時間を翌月の第1営業日までに集計してほしい」などが、機能要件に当たります。 対する今号のテーマである非機能要件とは「その機能をどのような品質で利用したいか」を説明したものであり、「想定される環境下でその機能を問題なく利用し続ける」ための要件となります。 各種標準化団体が非機能要件について定義しているので、以下に紹介しましょう。 非機能要件とは

    wasai
    wasai 2009/07/07
  • 【連載】今さら聞けない RFPによる調達&提案ガイド (8) 自社のニーズをつかみきれていない企業 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    RFPに記載すべき機能要件について説明する前に、RFPによる調達を取り巻く状況について整理しておきたい。RFPによる調達は企業が欲しいモノを具体的に示して見せることが目的である。しかし、業務上、当に必要なモノを理解できている企業はそれほど多くなかったりする。 家の建築にたとえて考えてみるとわかりやすいかもしれない。念願の一戸建てを立てるとなると、夢は広がる一方であろう。あれも欲しいこれも欲しい――自分は庭でゴルフの練習をしたいが、家族はガーデニングもしたがっている。もちろん駐車スペースも必要である。浴室は奮発してテレビ/ジャクジー付きにしようか。子供部屋は子供達が家を出ていった後は趣味の釣り道具をしまっておく部屋に変えられるようにしておきたい。は使い勝手のいいシステムキッチンが夢だった。そうそう、いずれは年を取って足腰も弱くなるだろうから今からバリアフリーにしておくか。 キリがなくなる

  • 【連載】今さら聞けない RFPによる調達&提案ガイド (9) ビジネスニーズを示す機能要件と非機能要件 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    前回、企業は自社のニーズをつかみきれていないために、調達がうまくいかないことがあると説明した。では、企業はどのようにすれば自社のニーズを的確につかんで、それをRFPに盛り込むことができるのだろうか。 標準的なRFPに含まれる主要な項目を以下の表に示した。RFPを提示する先がこれまでに取引実績のあるSIベンダーばかりではなく、初めて取引するSIベンダーであっても、自社が何を求めているのかということを理解できるような内容でなければならない。第三者にも説明できること、取引実績の有無で有利・不利が発生しないようにすることへの配慮が大切である。 これまでの連載において、調達には各部署から専門知識を持った人材が必要に応じて参画すべきと述べた。法務部門や総務部門は法令や社内規程に照らして保証要件や契約条件についてアドバイスしてくれるだろうし、人事・労務部門は体制作りや作業条件、再委託など要員に関する部分

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