はじめに ソフトウェアに限らず、開発を事業にする組織は競争力強化のためにコア技術を持つ必要があります。一方、エンジニアは自分の市場価値を保ち高めるために、常に新しい知識をつけスキルを磨かなければなりません。本エントリではこの両者の関係を整理し、組織の競争力強化とエンジニアのスキルアップに対するKRAYの取り組みを紹介します。 コア技術 コア技術とは、複数の商品に利用できる、組織の構成員に蓄積されたある分野の知識のことです。例えば、ある家具工房に曲げ木細工のできる職人さんがいて、様々な曲げ木の家具を販売していたら、その工房にとって「曲げ木」はコア技術です。まずコア技術について少し説明します。 企業の競争力 企業が存続するには、顧客に価値を提供し、代金や報酬を得なければなりません。さらに、殆どの場合は競合する企業がいますので、その中から選ばれる必要があります。つまり競争力を持たなければならない
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