SMAP解散後のジャニーズを担うのはいったいどのグループ? 音楽業界の構造的変革を論じた話題書『ヒットの崩壊』の著者・柴那典氏(音楽ジャーナリスト)と、ジャニーズを戦後日本のあり方に関わるカルチャーとして捉えた『ジャニーズと日本』の著者・矢野利裕氏(批評家)による新春特別対談をお届けします。 ネットを活用しないジャニーズの特異的な姿勢や、SMAPが背負ってきたテーマを代表的な楽曲から論じた第1回、J-POPにおける「踊る」楽曲のヒットや新たなスタイルの隆盛を分析した第2回に続き、今回考えるのはSMAPの「後継者問題」です。 SMAP後継者問題、ヒントはドリフにあり? 柴 以前、嵐について矢野さんと対談したのは2015年でした。SMAPが解散したこのタイミングだからこそ、あらためて嵐の話をしましょうか。 矢野 ええ。SMAPの後、国民的アイドルに最も近いのは嵐ですよね。 柴 SMAP以降で「
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