ジャニーズ文化の根源に迫った『ジャニ研!』(原書房)の著者の一人である、批評家・矢野利裕による書籍『SMAPは終わらない 国民的グループが乗り越える「社会のしがらみ」 』が8月9日に発売される。 2016年1月、日本全体を揺るがしたSMAP解散騒動。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でのメンバー謝罪会見を端に、矢野氏が執筆したコラム「SMAPは音楽で“社会のしがらみ”を越えるか? ジャニーズが貫徹すべき “芸能の本義”」の反響を受け、この度緊急出版。世界にひとつだけの「SMAP」の存在と今後を、音楽と芸能から紐解いた“SMAP論”の決定版となっている。 当サイトでは、本書の発売に先駆けて、第二章「Free Soul : the classic of SMAPーーSMAP」の一部を抜粋して掲載する。フリー・ソウル・ムーヴメントの立役者である橋本徹(SUBURBIA)と新進気鋭のジャズ評論