毎日新聞の記事より http://www.mainichi-msn.co.jp/science/rikei/news/20070207ddm016070095000c.html 自明だから実験しないというのは科学的な態度ではない。だからこの記事の中学生が自由研究に選んだというテーマは別に問題ないし、*1面白いと思う。 ただ「こういう結果が出るはずだ」という思い込みで結果を見ると、実験誤差と呼べるレベルのものが有意な見えてくることは良くある。そこで、観察者の思い込みを排除するための定量化や、コントロール実験の考え方、サンプリングの方法などを教えつつ、「ほとんど差がないというのも立派な結果だ」という感じに指導していったら良かったのではないかな。 これは別に「水が言葉を理解する」みたいなアヤシゲな話に限らず、すべての科学的実験に共通する事。組み立てた理論と一見整合性が取れているように見える結果が