タグ

ブックマーク / wiredvision.jp (38)

  • 1939年のNY万博と、実現された未来:画像ギャラリー | WIRED VISION

    前の記事 ユーザー5億人:個人情報の中枢になるFacebookの「野望」 1939年のNY万博と、実現された未来:画像ギャラリー 2010年5月11日 カルチャー コメント: トラックバック (0) フィードカルチャー Jon Snyder 1939年から1940年に開催された『ニューヨーク万国博覧会』は、「明日の世界」を見ることができる、と約束していた。そして、そのすべてが実現したわけではないが、その多くが近い形になった。 それは、パルプSF誌のページやカバーに触発されたような未来的な都市だった。巨大な幾何学的形状、滑らかなカーブ、大量のガラスとクローム、白く光る壁が形成する世界だ。 アール・デコのストリームライン・モダン様式が大々的に展開されるのは、この万博が最後となった。またニューヨーク万博は、ル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエなどの建築家に代表される、現在も盛んなインタ

  • 「距離」と創造性:休暇が大切な理由 | WIRED VISION

    前の記事 「メディア・タブレット」と電子リーダーの市場調査結果 「距離」と創造性:休暇が大切な理由 2011年1月20日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer Image: Flickr/Bob Gaffney 21世紀の贅沢のひとつは、電子メールと無縁なバケーションだ。インターネット常時接続のある豪華なリゾートと、携帯の通じない時代遅れなモーテルのどちらを選ぶかと言われたら、筆者は後者を選ぶ。電子メールを切り、Twitterから離れ、Facebookをサインオフすることには、ワガママな喜びがある。最初の数時間は気持ちが不安定になるかもしれないが、そのうち、デジタルな「非接続」の不安が克服され、それを楽しみ始めるのだ。 このような怠惰なバケーションは、実は非常に役に立つ。プールサイドで昼寝をしている時にちょ

  • 「砒素で生きる細菌」に疑問の声 | WIRED VISION

    前の記事 WikiLeaks:創設者の「独裁」体制が裏目に 「砒素で生きる細菌」に疑問の声 2010年12月 9日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman 砒素。画像はWikimedia NASAの研究者らが12月2日付けで『Nature』に発表した「砒素で生きる細菌」(日語版記事)について、他の研究者たちから、研究手法などの問題点を指摘する声が上がっている。 ブリティッシュ・コロンビア大学の生物学者Rosie Redfield氏は、発見された砒素は、細胞の中ではなく、ゲルの中に存在していたものである可能性が考えられると指摘している。同氏は12月4日に、自身の研究ブログに批判を掲載し、現在までに4万ヒットの閲覧を受けている。 Redfield氏の指摘は、今回の研究では、DNAとRNAを他の生体分子から分離

  • 人間の倫理は非理性的か:「トロッコ問題」が示すパラドックス | WIRED VISION

    人間の倫理は非理性的か:「トロッコ問題」が示すパラドックス 2008年11月11日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Image: Harvard University ある状況下では、1人を犠牲にしてたくさんの人の命を救うことは全く正しいことに思える。一方で、同様の命の救い方が、良心に欠けると感じられる状況もある。道徳観念において、われわれの考え方は思ったほど理性的ではないのかもしれない。 「興味深いのは、一貫性に欠けていることだ」とハーバード大学の社会心理学者Mahzarin Banaji氏は言う。「われわれは突如としてカント主義的になる場合がある」 このパラドックスを何より明確に示すのが、「トロッコ問題」(トロリー問題)という古典的な思考実験だ。 5人が線路上で動けない状態にあり、そこにトロッコが向かっていると想像してほしい。あなたはポイントを

  • 何でもつかめて操作できる、新発想のロボット(動画) | WIRED VISION

    前の記事 「5000万年前の昆虫」700種以上を発見 何でもつかめて操作できる、新発想のロボット(動画) 2010年10月27日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Laura Sanders Video:Vimeo.com/John Amend 指は無いのに、どのような形でもつかむことができるうえ、水を注ぐ、ペンで書くなどの動作もできるロボットが発表された。全く新しい発想で作られている。 動画にあるシンプルなロボットは、コーヒーかすと電気掃除機で作られているが、コーヒーかすに限らず、クスクス[小麦粉から作る粒状の粉]や砂といった他の粒子も利用できると、研究チームの一員であるシカゴ大学のEric Brown氏は述べる。研究論文は、オンライン版の『Proceedings of the National Academy of Sci

  • 原油流出:事故原因はBP社の「経費削減」 | WIRED VISION

    前の記事 BP社、民間軍事会社と契約して取材を排除(動画) 原油流出:事故原因はBP社の「経費削減」 2010年6月16日 環境 コメント: トラックバック (0) フィード環境 Brandon Keim メキシコ湾沖の石油掘削施設『ディープウォーター・ホライズン』で起きた爆発事故の6日前に書かれた電子メールの中で、英BP社のエンジニアはすでにこの油井を「悪夢」と呼んでいた。 この電子メールは、米下院エネルギー・商業委員会が14日(米国時間)に発表したもので、今回の災害が起きるまでに、経費を削減する目的で危険な決定がいくつも行なわれていたことを示す多数の社内文書の1つだ。 「この油井は、この施設のあらゆる場所にいる誰もが見ている悪夢のようだ」と、BP社のエンジニアBrian Morel氏は同僚に向けて書いている。Morel氏はBP社に対し、ガスがパイプから噴き上がり、場合によっては爆発する

  • アフガンの1兆ドル鉱脈:「戦争の真の理由」という声も | WIRED VISION

    前の記事 『E3』:最新ゲームの予告動画5選 日の『はやぶさ』と、サンプルリターンの歴史(動画) 次の記事 アフガンの1兆ドル鉱脈:「戦争の真の理由」という声も 2010年6月15日 国際情勢 コメント: トラックバック (0) フィード国際情勢 Katie Drummond Photo: U.S Geological Survey New York Times紙は14日(米国時間)、アフガニスタン各地に、総額1兆ドル(約92兆円)規模の鉱物資源が埋蔵されているとする米国防総省の調査結果を報じた。「リチウム等に関して、原油を産出するサウジアラビアのような国になりうる」とするものだ。 これらの鉱物資源は新しく「発見された」と報道されているが、実は米軍はかなり以前から、アフガニスタンの金属資源が豊富であることを把握していた。 New York Timesの記者は、アフガニスタンに鉱物があるこ

  • iPhone向け旅行ガイドの利点と欠点 | WIRED VISION

    前の記事 「利他的行動は戦闘で進化」:コンピューターモデルで分析 ついに購入、カシオの復刻版『データバンク』 次の記事 iPhone向け旅行ガイドの利点と欠点 2009年6月 9日 Charlie Sorrel 旅行ガイドブック『Lonely Planet』電子版を携帯することには、いくつかの利点がある。 まず、どこから見ても観光客だと悟られる心配がない。地図やガイドブックを持っていると何かと標的にされやすいが、『iPhone』の画面をのぞいているだけなら、地元の人と区別がつかない。 また、iPhoneは現在位置を教えてくれるため、道路標識を探して歩き回ったり、索引を調べまくる必要がない。iPhone向け『Google Maps』のような感じで、自分の現在地がピンポイントされる。また、地図はすべて機器に保存されているため、インターネットに接続する必要はない。さらに言えば、iPhoneさえい

  • 第41回 変化の認知 | WIRED VISION

    第41回 変化の認知 2010年3月 8日 サイエンス・テクノロジーITデザイン コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジーITデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 人間は時間的な変化の認知が得意ではありません。変化の可能性に気付かず、一時的な状態のことを定常状態だと勘違いしてしまうことがよくあります。何かが一度うまくいったとき、それが普通だと勘違いしてしまうと「待ちぼうけ」のような失敗をしてしまいます。 私は昔たまたま通った交差点で財布を拾って届けたことがあるのですが、偶然のできごとに決まっているにもかかわらず、その交差点を通るたびに財布が落ちてる気がして地面を確認するようになってしまいました。 第一印象が大事だと言われるのは、人間は変化するものだということに気付かないため、最初の印象の状態がずっと持続すると勘違いしてしまうからかもしれません。

  • 高速度撮影が捉えた稲妻のメカニズム | WIRED VISION

    前の記事 「永遠に残るデータの恐怖」とその対策 高速度撮影が捉えた稲のメカニズム 2010年2月24日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Annaliza Savage Tom Warner氏は、ラピッドシティーにあるサウスダコタ鉱山技術学校の博士課程の学生だ。 「2007年以降、私は毎秒最大5万4000コマの撮影の可能な高速ビデオカメラで、稲を記録してきた。この種のカメラは、われわれがこれまで見たことのないような形で稲を見せてくれる。稲が、雲から下に向かって伸びていっているのか、それとも、高い建物から上に向かって伸びているのかがはっきり見分けられるほどだ」と同氏は語る。 同氏がしばしば使うカメラは、Vision Research社の高速撮影用『Phantom』だ。このカメラでは、リング状のメモリーバッファに、継続的に記

  • 安価なウェブカムを3Dスキャナへと変える『ProFORMA』 | WIRED VISION

    前の記事 「ユニークな壁掛け時計」5選 「画面の口が話す」iPhone通訳アプリ(動画) 次の記事 安価なウェブカムを3Dスキャナへと変える『ProFORMA』 2009年11月25日 Charlie Sorrel 英国ケンブリッジ大学エンジニアリング科の学生Qui Pan氏が率いるチームは、通常の安価なウェブカムを3Dスキャナに変えてしまうシステムを作成した。 このシステムは『ProFORMA』(Probabilistic Feature-based On-line Rapid Model Acquisition:確率的特徴に基づいたオンライン高速モデル形成)と呼ばれるが、その名前から受ける印象よりもはるかに素晴らしいものだ。[Proformaには「仮の」という意味がある] 3Dスキャンでは通常、専用装置が必要で、それなりに時間もかかる。しかしProFORMAでは、ウェブカムの前でオブジ

  • 「粘着テープを引き出すとX線生成」Nature誌掲載:動画と画像で紹介 | WIRED VISION

    「真空中で粘着テープを剥がすとX線生成」Nature誌掲載:動画と画像で紹介 2008年10月23日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 『Nature』誌は時として、科学の片隅とも言うべき、ほこりが溜まった奇妙な部分に光を当てることがある。そして読者は、想像を絶するほど奇妙な生き物や実験に目が釘付けになる。 同誌の10月23日号では、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の2人の研究者の奇妙な記事を7ページにわたって掲載している。この2人は、X線を生成するという目的のためだけに、1秒間に3センチの速さで粘着テープを真空中で引き出す装置を開発したのだ。 驚くことに、当にX線が生成される。動画でその様子を確認しよう。 2人の論文執筆者は、現在のトライボロジー(摩擦学)の理論では、自分たちの機械で生成されるエネルギー量を完全には説明できない

  • 読者が選んだ「NASAのベスト画像」 | WIRED VISION

    読者が選んだ「NASAのベスト画像」 2008年7月28日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Dylan Tweney 米航空宇宙局(NASA)の功績は数多い。NASAは科学に非常に大きな貢献をし、老若男女にインスピレーションを与え、技術革新を強力に後押しし……さらには、NASAが撮影した宇宙の画像のなかには、人類がこれまで見たことのないような素晴らしいものがある。 2008年7月29日(米国時間)に、NASAが創設されてから50年になるのを記念して、こうした画像のいくつかを紹介したい。NASAの歴史をもっとも象徴している画像を選びたいと思っているので、下の画像の中から気に入ったものに投票するか、NASAのアーカイブにあるお気に入りの写真を投稿してほしい。 NASAがインターネットを全面的に活用しているおかげで、NASAがこれまでに撮影した、何百万枚とは言わない

  • 第22回 大きなデータを眺める | WIRED VISION

    第22回 大きなデータを眺める 2008年5月16日 IT コメント: トラックバック (0) (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 下図はMacintoshの Disk Inventory X というソフトで私のホームディレクトリの中のファイルの大きさを視覚化したものです。 大きなファイルが大きな矩形で表現され、ファイルをまとめたフォルダも矩形として階層的に表現されています。 一方、下図はWindowsの SequoiaView というソフトを使ってファイルの大きさを視覚化した例です。 後発のDisk Inventory Xは、おそらく SequoiaView に触発されたと思われるので外見がよく似ていますが、階層的に配置した矩形の集合でファイルサイズを表現するという方法は、University of Maryland の Human-Computer Interaction

  • 「ゲーム中毒者と高機能自閉症の類似性」研究 | WIRED VISION

    ゲーム中毒者と高機能自閉症の類似性」研究 2008年4月 9日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Susan Arendt 「アムステルダムのあるクリニックは、ゲーム中毒外来を最近開始しました。治療は8週間かかり、グループセラピーやカウンセリングを含みます。」 Photo Credit:Johnnie W@lker/Flickr 4月3日(現地時間)に、英国心理学会の年次会議で発表された研究結果によると、ビデオゲーム中毒の兆候がある人は、高機能自閉症の一種であるアスペルガー症候群の患者と同じ性格特性をいくつか示すという。 この研究は、イギリスボルトン大学のJohn Charlton博士と、米国ホイットマン大学のIan Danforth氏が、ゲーマー391人[うち男性は86%]を対象に、中毒と「強度の依存」、および人格との間にある関連性(もしあるとするなら)を調

  • We Can Make It! ──「Make 日本版」の楽しみ | WIRED VISION

    We Can Make It! ──「Make 日版」の楽しみ 2008年3月26日 ITメディアハッキング コメント: トラックバック (0) 創刊以来ずっと翻訳に携わってきた Make 日版の Volume 04 がちょうど発売になるので、今回は Make を取り上げます。 Make 日版は創刊以来ずっと翻訳に携わっている仕事ですが、当方の貢献は号を重ねる毎に減る一方です(笑)。これは最初担当だった連載者が一人抜け二人抜けしたためですが、もっとも今号は当方に時間的余裕がなく、少ない割り当てでもいっぱいいっぱいだったという事情があります。 この雑誌を一言で説明するなら、モノ作りの楽しさを追求するハードウェアハック雑誌、となるでしょうか。ワタシ自身は半ひきこもりでお世辞にも DIY 精神に溢れるタイプではないのですが、Make 日版の仕事には思い入れがあります。 その理由は……突き

    whalebone
    whalebone 2008/03/31
    「全部自分で作らなくていい。みんなでやろう。明るい未来を信じて、にぎやかに行進しようではないか。」
  • 第15回 誰でもプログラミング | WIRED VISION

    第15回 誰でもプログラミング 2007年12月 9日 ITハッキング コメント: トラックバック (0) 黎明期のパソコンにはBASICインタプリタが標準搭載されていたため、画面に絵を描いたりして楽しむ日曜プログラマが大量に出現したものですが、最近は計算機が高度化したのと同時にプログラミングの敷居まで高くなってしまい、自分でプログラムを作って楽しむ人が昔に比べてかえって減ってしまいました。 すぐれたソフトウェアが大量に世の中に出回っているため、わざわざ自分で何か作ってみようという気にならないのもプログラミングが流行らない理由のひとつかもしれません。プロが作る料理の1/10のクオリティの料理を自分で作ることは可能かもしれませんが、市販ソフトの1/10のクオリティのソフトウェアを自作することはほとんど不可能ですから、自分でソフトウェアを作ってみようという気持ちになりにくいでしょう。 また最近

  • 化学の驚きを堪能できる動画、トップ10 | WIRED VISION

    化学の驚きを堪能できる動画、トップ10 2008年3月21日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (3) Aaron Rowe 可燃性の粉末の危険性を実証するために、ロウソクの上で石松子を吹き出す科学者 火を噴く大爆発、美しい化学反応、大爆笑間違いなしのプロモーション・ビデオ――こういったものを見れば、化学の面白さが十二分にわかるはずだ。化学関係の動画の中から、ワイアードのお気に入りトップ10を紹介しよう。 第10位:溶けた鉄と液体窒素はどちらが勝つか イギリスの科学番組『Brainiac』が、史上最大級の科学の謎「液体窒素は溶けた鉄を凍らせることができるのか?」を実際に試してみた。テルミット反応[アルミニウム粉と金属酸化物を反応させると3000℃の高温を出す]と液体窒素[マイナス196度]の冷熱対決だ。 第9位:クマ型グミキャンディーが花火に マッチや花火の酸化剤に使わ

  • 恐怖という魅力:ホラー作品の人気を脳神経科学と心理学から分析 | WIRED VISION

    恐怖という魅力:ホラー作品の人気を脳神経科学と心理学から分析 2007年11月 8日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 2007年11月08日 『BioShock』は身の毛のよだつホラーゲームなのに、なぜ人はプレイしたがるのだろう? 科学者たちの答えは、「人間が進化したから」というものだ。 Screenshot: teamxbox.com 夜、ホラー映画『28日後…』を観ながら、私はホラー映画を観るときのいつもの胎児のような姿勢をとる。膝を抱えて、目を閉じる。心臓はドキドキだ。そのとき、ゾンビたちが窓から侵入する。 思わぬショックで髪の毛に撒き散らかれてしまったポップコーンを取り、脈が少し落ち着いてきたころ、「こんな怖い映画は絶対に何があっても二度と観ない」と心に誓う。だが、今夏、『28週後…』が劇場公開された[日では2008年1月公

    whalebone
    whalebone 2008/03/19
    「ホラー映画を観るのは、バンジージャンプなどの極限スポーツと同様に、自分の限界を試して乗り越える1つの方法らしい。」
  • 「ゲーマーにとって自分の死は快感」研究を考える | WIRED VISION

    「ゲーマーにとって自分の死は快感」研究を考える 2008年3月18日 カルチャー コメント: トラックバック (1) Clive Thompson 『Halo 3』における「死亡」シーンのひとつ。 私は、自分がこれまでにいったい何回死んだのか、その数を覚えていない。 また、死に方も数え切れないほどだ。多くのゲーマーと同じように、私はこれまで、自動小銃『AK-47』を使うテロリストに殺され、気味悪い毒グモに殺され、エイリアンの投げる破砕性手榴弾で吹き飛ばされている。 その他にも、中世の剣で突き刺され、恐竜に襲われてまっぷたつに引き裂かれたこともある。私の存在に気付きもしない、建物20階分の高さの、歩く戦争兵器に平然と踏みつけられたりもした。 しかし、こんな説がある。こうした「死」の体験が、ゲーム経験のなかでも、ゲーマー自身にとっては最も楽しいものだったかもしれない、というのだ。 このような非