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ブックマーク / azumy.hatenablog.com (5)

  • 違う人間≠敵対する人間 - 深く考えないで捨てるように書く、また

    私とあなたは違う人間。あなたと私は違う人間。私と他人は違う人間。 これは当たり前といえば当たり前なのだけど、これを安定して受け入れるためには、それなりの基盤が必要なんだろうと思う。 言うなれば、違う人間=敵対する人間、ではない、という認識。 この認識は双方向ある。一方向は、自分と異なる考え方、感じ方をする人に対して、それは違ってる、よくない、だめだ、と攻撃する必要は必ずしもない、ということ。*1 もう一方向はその反対。自分と異なる考えや感じ方をもつ人はすべて、常に、自分を攻撃してくるというわけではない、ということ。 自分が何か意見を述べたとき、「自分はそうは思わない。かくかくしかじかと思う」と言われたとする。「ああ、そうか、あなたはそう思うんですね。私と違いますね」と返す。 なんらかの結論を出さねばならない議論のように意見のすり合わせを行う必要がない場合は、これで済んでしまうはずなのだが、

    違う人間≠敵対する人間 - 深く考えないで捨てるように書く、また
  • ネガティブコメントってこんな感じ? - 深く考えないで捨てるように書く、また

    街を歩いていて、別に普通に友達となんか話しながら歩いていたら、突然遠くから知らない人がつかつかと近づいてきて「お前、ひどい奴だな。人格を疑うね」とか一言浴びせられて、またその人はさっさと去ってしまった。言われた方はびっくりするやら、腹が立つやら、怖いやらで涙目だけど、だいたいあの人誰よ? 全然知らない人だよ、なんで関係ない人にあんなこと言われなきゃなんないんだ、みたいな。 一方。 街を歩いていたら、あちらで、なにか仲間内でひどいことを話している奴らがいて、それで楽しそうに笑い合ったりしてるもんだから、ひどい奴らだな、あんな無茶苦茶な内容のことで笑えるなんて頭どうかしてんじゃないのか? と思ったので、他人事とは思いながらもスルーできずに「お前らひどいな、人格を疑うよ」と口に出してしまったら、それが相手に聞こえて、相手がなんか怒りだしたり泣きだしたり。まあでも所詮関係ない他人なので、一人で怒っ

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  • 吹奏楽男子や合唱男子は本当にモテるか - 深く考えないで捨てるように書く、また

    面白い記事が匿名ダイアリーにあった。 非モテ男子予備軍の君へ 要約すると、吹奏楽やると意外と彼女ができるもんだよ! ポイントは「女子と男子の比率とその土壌」(リンク先記事より)だよ! という話。思わず「あるある、かも!」と手を叩いてしまった。 私は大学時代、大学の合唱団サークルに所属していた。ここで見た様子が、まさにそんな感じ。非モテが云々、というのはよくわからないが、団内カップルというのは比率的に多かった。団内同士ではないけれど、交流のある他団の人と交際している、という人もいて、交際している相手がいるが合唱とは全く関係ない、という人は正直言って少なかった*1。 吹奏楽に限らず、合唱や他の楽器(室内楽など)の音楽アンサンブル系の部活・サークルでは、男子がもてやすいかどうかはともかく、男子と女子の間の障壁は低くなるな、というのは実感として思う。その理由を考えると、おそらくこんなふう。 音楽

    吹奏楽男子や合唱男子は本当にモテるか - 深く考えないで捨てるように書く、また
  • 気遣いの形 - 深く考えないで捨てるように書く、また

    夫は、自分がなにかコーヒーなど飲み物を飲むとき、大抵、何も言わずに一緒に私の分も用意してくれる。私はといえば、用意してもらえるとそれだけで嬉しくなるので、よっぽど事情がない限り「ありがとう」と言ってすぐいただいてしまう。 私は、自分が飲みたくなって飲み物を用意するとき、まず夫に「あなたも飲む?」と聞き、欲しいと言われたら一緒に用意する。けっこう「んー、今はいい」と答えが返ってくる。たまに何も聞かずに一緒に作ると、夫はあまり飲まずに残していたり、用意されたのすら忘れていたりする。 気遣いの形も人それぞれ。 気遣われの形も人それぞれ。

    気遣いの形 - 深く考えないで捨てるように書く、また
  • 優れた読み手 - 深く考えないで捨てるように書く、また

    よき読み手、優れた読み手という人たちが実はいるのではないか、と半ば都市伝説的に思っている。 文章を読む能力というのがある。識字や速読の話ではなく、ある文章を読んで、文意や文脈を過不足なく理解する力である。書いてある字面そのままでなく、ある程度行間や文脈全体の流れを読み取る。しかし自分自身の思い入れを入れ込みすぎて文章を誤解する、あるいは(無意識のうちに)勝手に自分流にアレンジして解するということはしない。そういうバランスの的確さをもつ能力である。 これを会得するのはかなり難しい。単に文章を多く読み込むだけでなく、言語に関する知識、人間の心理や人間関係に関する豊富な経験が必要になる。 しかし、優れた読み手になるには、そういった読解能力だけではまだ足りない。読解能力だけでは、ただ表現された文章の内容を的確に読み取れる、というだけである。そこにある情報は、書いた人がすでに持っているものにすぎない

    優れた読み手 - 深く考えないで捨てるように書く、また
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