日本デジタルゲーム学会は6月1日、東京大学本郷キャンパスで定例研究会を開催しました。今回の研究テーマは任天堂ファミリーコンピュータ用ソフト『Mr.SPLASH!』です。この『Mr.SPLASH!』は、ゲーム作りをテーマとしたテレビ番組『TVゲームジェネレーション〜8bitの魂〜』の企画で作られ、ファミリーコンピュータ用ソフトとしては13年ぶりの新作として話題になっています。 研究会の講師はモバイル&ゲームスタジオ代表取締役の遠藤雅伸氏。ほかに番組プロデューサーの小林三旅氏、ディレクターの犬飼博士氏のほか、『Mr.SPLASH!』の開発グループ『プロジェクトF』が登壇し、ゲーム性とは何か、をテーマにパネルディスカッション形式で講演が行われました。 『Mr.SPLASH!』は二人のプレイヤーが対戦するゲームです。舞台は陸地に囲まれた池。プレイヤーは自分の陣地にある岩を持ち上げ、空中を移動して岩