経営再建中の東芝は、今月中旬に予定していたことし3月期の決算発表を15日、見送るとともに、決算の内容への監査法人の承認がないまま、ことし3月までの1年間の業績を見通しだとして公表し、最終損益が9500億円の赤字になるという見込みを明らかにしました。 これについて東芝は「決算の作業を進めており、現時点で監査法人による監査手続きは継続しているため、投資家をはじめとする関係者の皆様に現時点の業績見通しを示すことが重要だと判断した」とコメントしており、綱川智社長が午後2時から都内の本社で記者会見して、説明することにしています。