テロや民族紛争の激化に伴い、機甲兵装と呼ばれる軍用有人兵器が普及した時代。 組織犯罪が凶悪化、大規模化するなか、元外務官僚の沖津旬一郎をトップとする特殊部局「特捜部」が警視庁に新設された。 特捜部は最新鋭の機甲兵装「龍機兵」を擁し、搭乗員として3人の傭兵を雇っているため、警察組織内から「裏切り者」と疎んじられる。そんな特捜部メンバーが、国内外を揺るがす凶悪な犯罪に立ち向かう!! 著者紹介 月村了衛(原作) つきむらりょうえ 1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年に『機龍警察』で小説家デビュー。2012年に『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、2013年に『機龍警察 暗黒市場』(以上ハヤカワ文庫JA)で第34回吉川英治文学新人賞、2015年に『コルトM1851残月』(文春文庫)で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』(幻冬舎文庫)で第68回日本推理作家協会賞、2019