先日、学問の世界にもプロとアマチュアがいていいのではないか、ということを書いた。音楽にはクラシックからポップスまで様々な親しみやすさのジャンルがあり、絵画にも抽象画からポップアートまで様々なものがある。だとしたら、学問にも重いものから軽いものまであっていいのではないかと書いた。軽い学問を「学問」と呼ぶことに抵抗があるのなら、「ポップリサーチ」とでも呼べばいい。そういうことを書いた(http://d.hatena.ne.jp/tihara/20071003#p1)。 その記事に対して、とある有名大学の教員からメールが届いた。 まず、アラン・ケイが計算機科学のポップカルチャー化に対して否定的見解を示しているとの情報をいただいた。ただし、メールをくださった方は、ポップリサーチという概念に対して否定的な印象を持っているわけではなく、ただ、「とある有名な人はその傾向を歓迎していない」ということを教え