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ブックマーク / ameblo.jp/shibuya (12)

  • 藤田晋『ギャンブルは負ける』

    ちょっと時間が空いてしまいましたが、 前回の続き、ギャンブルは負ける、 というお話です。 ギャンブルは負けると聞くと、 多くの人は素直に頷ける話だと思います。 しかし、実際ほとんどのギャンブルは 勝つ確率五分五分です。 自分だけは勝ってもおかしくないのでは? と考えるのが心情ですが、現実に、 勝ち続けることも、勝ち逃げすることも 非常に難しく、ギャンブルにハマれば 多くの人は負けてしまいます。 予め申し上げますと、私は 運とかツキとか流れなどは、 目に見えないものだけど 存在するという立場で書いているので、 いささか論理的ではないと感じる人も いるかも知れませんが、 ここから先、 私の持論を繰り広げさせて頂きます。↓ 前回も書いたとおりですが、仕事に おいても人生においても、 誰もがギャンブル的なものを避けて 通ることはできません。 経営においてもギャンブルのような 勝負所の見極めが必要な

    藤田晋『ギャンブルは負ける』
  • 藤田晋『採用で大事なこと』

    「採用は、もの凄く優秀な人を大勢集めるよりも、一緒に働きたい人を大勢集めることのほうが大事であると再認識しました。」 先日、自分のFacebook にこう書いたところ、 1700コものいいね!を頂きました。 (ありがとうございます) これはリクルートで採用に関わっていた 方に教えてもらった話ですが、 自分たちを振り返ってドキッとする話でした。 最近では、おかげさまで採用活動に おける当社の人気も過去とは比較に ならないくらい高まっていて、 優秀な人材が非常に採用しやすく なっています。 しかし、「自分より優秀なやつを採れ」 というコンセプトの元、ひたすら優秀な 人材を集めていけば会社は安泰かと いえば、決してそうではないようです。 もちろん優秀な人材は喉から手が出る ほど欲しいです。 でも、会社にとって当に優秀な人材は、 一緒に働きたいと思った人の中から 現れるはずなのです。 正月、前回

    藤田晋『採用で大事なこと』
  • プロデューサー業|渋谷ではたらく社長のアメブロ

    渋谷ではたらく社長さんのブログテーマ、「プロデューサー業」の記事一覧ページです。

  • 藤田晋『ユーザー目線の勘違い』

    ネットサービスのプロデューサーや 開発陣と仕事をしていると、 最初はユーザー目線で創っていた 筈なのに、いつの間にか そうではなくなっていくパターンは 大きく分けると二つあります。 (1)収益を稼ぐことを優先する。 (2)運営側が使わせたいサービスを 全面に押し出す。 そして、実感値として圧倒的に(2)の ケースのほうが多いです。 昨日も新規サービスをチェックしていて、 「それは我々が使わせたい機能の ゴリ押しでしょ」 「ユーザーが使いたいものではなくて、 自分が使わせたいんでしょ」 などと指摘したのですが、この話、 今まで当に数えきれないくらい同じ 話を多くのプロデューサーにしてきました。 「ユーザーに対するデリカシーが お前は足りないんだよ!」 とか、 「おもてなしの心がないのか!」 などと口汚く罵ったこともあるのですが、 大抵の場合、それを指摘された側は、 怒ってる私をみてキョトン

    藤田晋『ユーザー目線の勘違い』
  • 藤田晋『頭のいいやつ』

    昨日の夜は、とても頭のいい経営者の 友人とさしで事でした。 多くの言葉を使わなくても意図をすぐ 理解してくれて、ポンポンとテンポよく 進む会話がとても心地良かったです。 それでふと、私が学生時代に働いて いた会社の上司の言葉を思い出した のですが、 「説明するのに言葉の数が多く必要 ない人ほど頭がいいのだ」 「逆に、説明に言葉の数が多く必要 なほど頭が悪いのだ」 と言っていました。 勝手に人の頭の良し悪しを決めつける のは良くないと思いますが、 一緒に仕事をする上においては、 この言葉は結構的を射ているところが あるかも知れません。 私も社員に何かを説明した際、 ポカンとして理解してなさそうだったら、 同じことを言葉を変えてみたり、 背景を丁寧に説明してみたり、 例え話を使ってみたり 限られた時間で色々な努力をしますが、 その挙げ句に手ごたえが得られないと、 どっと疲れます。 逆に、相手

    藤田晋『頭のいいやつ』
  • 藤田晋『時間が足りなくない』

    何日か前の朝日新聞「天声人語」に 人は「時間が足りない」と焦るくせに、 「時間を持て余しちゃう」などと言う というような話題がありました。 私もそうなのですが、普段は 「まじで忙し過ぎる」と感じてる割に、 「暇なので誘ってください」とか 「まだ余力あるからおれやるわ」 とか言ってみたりします。 でも私にとってはどちらも嘘では ないのです。 かと思えば田舎でのんびり暮らす 私の母が、「忙しい、忙しい」と 言ってるのを聞くと、 都会のビジネスマンである私は (そんな訳ないでしょ)と思ったりも しますが、時の感じ方は人それぞれ 違うのだと思います。 昨夜は、最近弊社が大変お世話に なってる鈴木おさむさんと会でした。 おさむさんはテレビ仕事はもちろん、 ラジオのパーソナリティに雑誌の連載に 舞台のプロデュースまで手掛けていて、 ひとつひとつの現場をすごく丁寧に やる方なので、私から見てもその

    藤田晋『時間が足りなくない』
  • 藤田晋『ポジティブでいいやつの落とし穴』

    うちの社員はポジティブでいいやつが 多いと思います。 それは会社の良さであり、ずっと大事に したいところではありますが、 先日、まさにポジティブでいいやつで、 社内で誰からも好かれるタイプの 事業責任者をミーティングで頭ごなしに 叱りました。 「戦略の詰めが甘いんだよ!」 彼を始め、その部署のメンバーは 疑いようもなく一生懸命頑張りますが、 トップの戦略が甘ければ、自分含めて みんなの努力が全て水の泡です。 そのため、戦略を描くトップの立場の 人の責任は重大です。 これでもかというくらい抜け漏れを チェックして、あらゆる可能性を吟味し、 しらみつぶしに問題を洗い出し、 後悔のないよう、最後までしつこく、 しぶとく考え抜かなければなりません。 ところが、ポジティブな性格の人は、 良い戦略アイデアがひとつ見つかると、 「いける!いける!」 「あとはやるしかない!」 とか言って、すぐみんなで飲み

    藤田晋『ポジティブでいいやつの落とし穴』
  • 藤田晋『「目線を下げるな」』

    今日は13入社の皆さんの入社式でした。 昨晩、祝辞で何を話そうか考えていたら、 新入社員にぜひ伝えておきたいことが、 次から次へと頭に浮かび、 あっという間に100個は出てきそうな 勢いなことに気が付きました。 これは私に限らず、仕事をしてきた先輩 ならば新人に言いたいことはたくさんある のではないでしょうか。 ということは、 ポイントを仮に5つに絞ったところで、 100分の5なので、ほとんど頭に残らない ということに気が付きました。 (去年は5つ挙げています 。。) だから、13入社の皆さんに伝えることは 断腸の思いで1つに絞りました。 「目線を下げるな」 です。 今年入社する皆さんは、震災後の大変 経済の見通しが厳しい環境で就活を してきました。 しかし、入社する足元の経済環境は、 アベノミクスで明るい兆しが見えて、 政府が成長戦略をこれから発表する 直前であり、そこでITを国家戦略に

    藤田晋『「目線を下げるな」』
  • 藤田晋『感心した話』

    今週、とある若い起業家と話していたとき のことです。 「私の友人起業家が○○○という スマホサービスを運営しているのですが、」 「あー、知ってるよ」 と私が応えると、 「ええ。こないだ藤田さんがログインしてきた って言ってました」 「え?そんなの見てるの?ちょっと見ただけだよ」 「それで、見つけて即ブロックしたって 言ってました」 「(・_・;)」 私と話していた若い起業家は、 そんな細かいサービスまで藤田さん自身が 使ってるのは偉いですね、 という意味で話してくれたのですが、 私はそのサービスを運営している 起業家に感心しました。 実はそのサービスと競合にもあたる 事業を当社内でも展開しています。 でもその起業家のサービスを使ってみた のは、決して真似しようと考えた訳では ありません。 自分たちのサービスをリリースするにあたり、 世の中に他にどのようなサービスが 存在するのか知りたかっ

    藤田晋『感心した話』
  • 撤退基準を予め決めておくこと | 渋谷ではたらく社長のアメブロ

    前回のブログに書いた通り、 今年はリリース済みのサービスを 息もつかせぬ運用をしていく年 としていますが、 それに加えて社内で 「上場廃止ルール」と呼ぶ、 撤退ルールを明確に決めました。 『リリース後4か月経過した時点で、 コミュニティなら300万PV/月、 ゲームなら1000万円/月を 超えていなければ撤退検討』 というものです。 撤退基準を予め決めておくことは ネットビジネスをやる上でものすごく 重要なことだと私は考えています。 ネットビジネスは先行メリットが大きく、 基的にはローリスクハイリターンで、 新しい市場では経験を積んでおくこと 自体にも大きな価値があります。 それらの特性を踏まえれば、 致命傷にならない範囲の投資ならば、 できるだけたくさんのことに挑戦 したほうが賢明です。 それを可能にするのが、撤退ルール なのです。 一度事業を始めると、当事者は もちろんのことその上司

    撤退基準を予め決めておくこと | 渋谷ではたらく社長のアメブロ
  • 藤田晋『楽観と悲観と誤解』

    10月から投資育成業(VC事業)の担当役員を 西條から私が引き継ぎました。 元々VC事業は私が始めた経緯もあるので 久しぶりにやる気を出しているものの、 如何せん自分がAmebaにて目下投資育成中 につき、まだ手が回っていなかったのですが、 昨晩サイバーエージェント・ベンチャーズ社長 の田島さんと中国法人CEOの北川さんと、 事しながら今後について話し合いました。 その中で、現在のスマホ市場についての 見解も話し合ったのですが、 ネットバブル、ブロードバンド、Web2.0など のブームを通じて、過去幾度となく 同じパターンで繰り返してきた 市場の楽観と悲観の中で、 今現在はどういう状況にあるのでしょうか。 大きな変化が起きて、新しい成長機会が 産まれると、そこに投資が集まります。 そこに連動するかのように、人材が集まり、 メディアに注目され、一気に市場の期待値 が高まり盛り上がります。

    藤田晋『楽観と悲観と誤解』
  • 藤田晋『大量採用の件』

    サイバーエージェントが反省 大量採用で組織混乱 5人に1人新入社員 もう一週間前ですが、決算説明会を 取材して頂いた記事が出てから 「反省」という言葉が一人歩きし、 入社間もない人やこれから入社する 方が気にかけているかも知れないので、 弁解させてください。 当日の決算動画 がそのままアップされて ますのでそれを見れば分かることですが、 反省というような発言はありません。 また、記事 をよく読んでいただけると 分かるのですが、記者の方も 私の発言として書いている訳ではなく、 大量採用した組織マネジメントの 難しさを説明している件を、 反省と表現しているだけです。 あと、新入社員という言葉のニュアンスが、 新卒っぽいですが、実際には 中途と新卒が半々くらいです。 その大半は、スマホ企業として成長を 遂げるために採用した人材です。 採用は計画通りなのですが、 4月に入社が集中したことで、 4-

    藤田晋『大量採用の件』
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