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ブックマーク / tanakaryusaku.jp (10)

  • 原発安全神話のウソを告発し続ける東電出身の医師 @onodekita

    講演する小野俊一医師(1964年生まれ)。月一のペースで全国各地に赴き、原発事故と被曝の実態を語っている。=4日、東京ビッグサイト 写真:筆者= 「目からウロコ」とはこのことだ。原発事故をめぐってマスコミが真実を報道せず、政府がウソをつき、専門家が的外れな解説をしていることがよく分かる。元東電技術者にして医師の@onodekitaこと小野俊一氏がきのう都内で講演した。 東大工学部を卒業後、東京電力に入社した小野氏は、福島第2原発に配属された後、店の原子力技術課(安全グループ)に勤務した。7年間の東電勤務で身をもって知ったのは、原発安全神話がデタラメで、原発の発電コストは火力・水力と比べるとズバ抜けて高いということだった。 チェルノブイリの事故後、日の新聞と電力会社は「日の原発には、格納容器、鉄筋コンクリートの建屋があるので、チェルノブイリのような事故は起きない」と吹聴していた。 とこ

    原発安全神話のウソを告発し続ける東電出身の医師 @onodekita
  • 【参院選】 山本太郎候補 「自民党に入れた票は赤紙となって返ってきます」

    夕闇迫る渋谷ハチ公前広場は、聴衆で埋め尽くされた。スクランブル交差点向こう側の歩道まで人で一杯だ。「滞留しないで下さい。速やかに移動して下さい」。渋谷警察署のスピーカーがひっきりなしに繰り返す。 参院選投票日(21日)の前夜祭を思わせる「選挙フェス」(三宅洋平候補主催)は、従来の選挙運動のイメージをガラリと変えた。大政党が動員をかけて、候補者が耳触りのいい公約をツラツラと並べる街頭演説会の面影はひとかけらもない。 聴衆はネットの呼びかけと口コミで集まって来た人ばかりだ。「フェス」の模様もネットでライブ配信される。午後7時を回った頃、三宅候補と二人三脚で選挙を戦ってきた山太郎候補がステージにあがると聴衆のボルテージは最高潮に達した。 山候補は「原発」「過労死」「TPP」について話すと「選挙に行って下さい。御願いです」と訴えた。「選挙に行かないと自民党が力を持つ。憲法を変えられる。自衛隊

    【参院選】 山本太郎候補 「自民党に入れた票は赤紙となって返ってきます」
  • 【参院選】ワタミ候補 「病院を黒字にするため高齢者に出て行ってもらった」 

    おばあちゃんに話しかける わたなべ候補。目の奥は笑っていないように見えて仕方がなかった。=4日午後、巣鴨 写真:山田旬= 参院選挙が終わったら、自民党は一気に「労働法制の緩和」「TPP(病院への株式会社格参入、株式会社の農業参入)」に突き進む。 その「申し子」とも言えるのがワタミことわたなべ美樹候補(全国比例)だ。わたなべ候補は上記の3つを成功させ巨額の富を築いている。 ワタミ氏は社そばのJR蒲田駅前で第一声をあげると、お年寄りの原宿と言われる巣鴨で得意の金儲け(黒字経営)を説いた。縁日の露店が並ぶ地蔵通り商店街は、大勢のお年寄りで賑わった。おじいちゃん、おばあちゃんがワタミ氏の演説に耳を傾けた。 「10年前大阪の赤字病院を任された。黒字にするために(儲けの薄い)高齢者に出て行ってもらった。そうして病院を立て直した」。ワタミ氏は居並ぶお年寄りを前に臆面もなく語ったのである。 ワタミ氏は

    【参院選】ワタミ候補 「病院を黒字にするため高齢者に出て行ってもらった」 
  • 「どうしてワタミを候補者にするんだ?」 過労死した社員の両親、自民党に抗議

    自民党職員の胸ぐらをつかみ、渡邊氏の公認に抗議する父親の森豪さん。=28日午後3時頃、自民党部正門前 写真:山田旬= 社員に月141時間もの残業を強いるなどして過労死に追い込んだ居酒屋チェーン店「和民」。創業者で苛酷労働を賛美していた渡邊美樹元会長(53歳)が、参院選全国比例区に自民党公認候補として立候補する。 過労の末に自殺した元和民社員、森美菜さん(当時26歳)の両親がきょう、渡邊氏の立候補取り消しを求めて自民党部を訪れた。 両親は選挙対策の政治家との面談を求めていたのにもかかわらず、自民党は職員を出して対応した。それも門の外側で、だ。 あまりにも不誠実な対応に父親の豪さん(65歳)は職員の胸ぐらをつかんで詰め寄った。「どうしてワタミを候補者にするんだ? 私たちは5年間、毎日毎日苦しんできたんだ…」。 母親の祐子さん(59歳)は、美菜さんの遺影を抱いて夫に寄り添った。「私たちは政治

    「どうしてワタミを候補者にするんだ?」 過労死した社員の両親、自民党に抗議
  • 【日本原電・敦賀原発】 海外コンサル、わずか1日の現地調査で「活断層ではない」

    原電が業務委託した海外コンサル。左がSCANDPOWERのエプステイン氏、右隣がベリマン博士。=21日、港区 写真:田中龍作= 「敦賀原発(日原電)の2号機直下に活断層が走っている」と調査団が報告した原子力規制委員会に対して日原電が巻き返しに出た。海外コンサル会社に依頼し「活断層ではない」とする評価書をまとめ、原子力規制委員会に提出する予定だ。 同社はきょう午後、都内で記者会見を開いた。木村仁取締役は「国内の専門家だけでなく海外の専門家によるレビュー(評価)を頂戴して信頼性の高い評価報告書としたい」と期待を込めた。原子力規制委員会が国内の専門家で固められていることへの当てつけでもある。 そのうえで「(2号機の真下にあるのは)活断層ではないという我々の知見は認めてもらえなかった」と悔しさを露わにした。原子力規制委員会の専門家委員個人あてに抗議文を送りつけた会社だけのことはある。 日

    【日本原電・敦賀原発】 海外コンサル、わずか1日の現地調査で「活断層ではない」
  • 「殺せ」「叩き出せ」封印に追い込まれたヘイトデモ

    「朝鮮人を殺せ」「在日韓国人を叩き出せ」……聞くに耐えない民族差別発言が垂れ流されるヘイトデモ。新大久保できょう行われたデモでは、世論の指弾を意識した主催者(日人差別をなくせデモ実行委員会)が、参加者に自粛を要請したため、過激な言葉はなりを潜めた。 デモの集合場所となった新宿区・大久保公園には、日の丸や旭日旗、プラカードを手にした男女が集まった。年齢層は20代から60代まで幅広い。出発を前に主催者がプラカードのメッセージをチェックした。 持ち込みが認められるのは主催者のHPからダウンロードした文言だけだ。『なぜ中国人・韓国人ばかりをえこひいき』『名が放送されぬ在日韓国朝鮮人』……ドキッとするような汚い言葉は一片もない。『竹島返せ』『朝鮮人は出て行け』などといったおなじみの文言は目にしなかった。 今週関西で彼らと同じようなヘイトデモに参加しているネット右翼が相次いで逮捕されているため、慎

    「殺せ」「叩き出せ」封印に追い込まれたヘイトデモ
  • 【衆院選・都知事選】 行列ができる投票所 有権者「こんなの初めて」

    投票所の大半は小中学校の体育館だ。有権者は校庭に並んで待った。 =16日正午頃、杉並区杉森中学校。写真:島崎ろでぃ撮影= 原発事故後初めてとなる総選挙の投票が今朝から始まっている。東京都内の投票所では有権者の長い列ができた。昼時に投票に行った杉並区在住の知人は「初めて見る光景だ」と電話で知らせてきた。投票所に入るまで10分も待ったという。 筆者が住む中央区勝どきの投票所も同様だ。「こんなの初めて」と60代の女性は目を丸くしていた。いつもは投票箱にまっしぐらなのだが、今回はあまりに勝手が違う。 Twitter上では、東京、横浜、千葉4区(野田首相の選挙区)などで、「投票所に有権者の列」との情報が飛び交う。入場制限している投票所さえある。 投票率は上がって当然だ。しかしNHKの正午のニュースでは前回より下回っていると報道した。 投票率が上がれば組織票頼みの自・公に不利である。「国民には寝ていて

    【衆院選・都知事選】 行列ができる投票所 有権者「こんなの初めて」
  • 再稼働反対叫び国会包囲 民主党議員に「帰れコール」

    「民主党が再稼働させたんでないの!」。川内博史衆院議員(右)に詰め寄る福島県富岡町出身の女性。中央の男性(黄色シャツ)は制止するスタッフ。=29日午後7時頃、国会議事堂前。写真:田中撮影= 「政党も労働組合も関係ない。若い人の怒りが国会を包囲した。これは事件だ」。夕闇迫る午後7時から始まった「原発再稼働への抗議集会」は、ルポライターの鎌田慧さんの挨拶で幕が開いた。鎌田さんの肩越しに国会議事堂のシルエットが浮かぶ。 金曜恒例となった首相官邸前での集会を主催している「首都圏反原発連合」が29日夕、原発再稼働に抗議して国会議事堂を包囲する集会を開いた。 民主党の首藤信彦衆院議員(神奈川7区)がスピーチを始めたが、怒号が飛んだ。「原発推進の政党が何を言うか」。 福島県富岡町出身の女性が追討ちをかける。「選挙の時だけイイこと言ってんじゃないよ」。怒号は「帰れコール」となった。 民主党の「原発事故収束

    再稼働反対叫び国会包囲 民主党議員に「帰れコール」
  • 【福井発】 あす大飯原発再起動  反対派、チェーンで体巻き機動隊阻止

    母親は「あなたたちは危ない原発の再稼働をなぜ許すのですか?」と言って警察官をニラミつけた。=30日夕、大飯原発入口。写真:田中撮影= 関電大飯原発3号機の原子炉が明日(1日)、再起動する(制御棒を抜いてウラン燃料の核分裂反応を起こさせる)。 再起動を翌日に控えた30日、大飯原発入口で再稼働を阻止しようとする反対派と福井県警の機動隊の間で激しい攻防が繰り広げられた。 反対派50人は町道との境に関電が設けた鉄柵の内と外を固め、原発従業員を乗せたバスを入れさせまいとした。鉄柵と体をチェーンでつないでいる。身を盾にするつもりだ。車5~6台もチェーンでつないだ。何としてでも、原発の入り口を封鎖する構えだ。 30分もしないうち機動隊が駆けつけた。拡声器で「道路交通法違反です。ただちに退去しなさい」と繰り返した。反対派は「帰れコール」で応戦した。 間断なく降り続く雨のなか、機動隊と反対派のニラミ合いは、

    【福井発】 あす大飯原発再起動  反対派、チェーンで体巻き機動隊阻止
  • 「再稼働反対」の地鳴り 首相官邸前で進む“紫陽花革命”

    『紫陽花革命』。勤め帰りの男性は、アジサイの花を空に突き上げ「再稼働反対」を叫んだ。=22日夕、首相官邸前。写真:田中撮影= 原発を動かそうとする「ほんの一握りの特権層」と、再稼働に反対する「圧倒的多くの国民」。22日夕、この図式を象徴するような出来事が首相官邸前で起きた。 時系列で述べよう。エセ右翼が正午過ぎから官邸前の歩道で街宣活動を始めた。リーダー格の男性によれば、麹町警察署に「午後8時まで集会を開く」と届け出ているという。午後6時から始まる金曜恒例の再稼働反対集会(主催:首都圏反原発連合)を妨害する意図がありありだ。 官邸前交差点の“一等地”をわずか10人のエセ右翼が占拠した。「放射能は健康によい」「原発事故が起きる確率は飛行機事故よりも少ない」…子供だましにもならない演説を続けた。 Twitterなどによる呼びかけで集まった大勢の市民たちは脇で待った。午後6時には1万人を超えてい

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