『1年で成果を出すP&G式10の習慣』(杉浦里多著、祥伝社)の著者は、LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)ジャパンのフランスファッションブランドや、老舗ハイジュエリーブランドのマネージャーを務めていたという経歴の持ち主。しかし、世界トップレベルの仕事に携わっていたという自信をもってP&Gのマーケティング部に乗り込んだものの、社員ひとりひとりの能力が優秀な同社の社風に圧倒されたそうです。 そして気づいたのは、P&Gに圧倒的な「成功の法則」があること。だからこそ、経験のない新入社員でさえすぐにリーダーとして活躍し、1年で成果を出せるのだといいます。その法則を明かした書籍が本書だというわけですが、はたしてそれはどんなものなのでしょうか? 第2章内の「リーダーシップは『影響』と考える」にクローズアップしてみましょう。リーダーシップの行動指針(5E)を身に付ける P&Gでいうリーダーシップとは