今日は少し長くなりますが、沖縄県消防防災ヘリコプター導入について、考えていることをお伝えしたいと思います。 なお、以下は、あくまでも私見です! 平成30年3月に沖縄県が発表した、消防防災ヘリコプター調査検討委員会による「沖縄県消防防災ヘリコプター投入に係る調査検討報告書(以下、報告書)」の内容には、この案のまま防災ヘリを導入することは、県民にとって本当に良いことであるかという疑問が残る部分がある。 報告書において導入のための検討課題は、「機体・施設・人員体制・経費・規則等・その他・スケジュール」が挙げられている。この中で、「機体」「人員体制」「経費」に焦点を当て、県の提案の問題点を指摘し、この解決方法を提案する。 現在導入しようとしている防災ヘリが、沖縄県にとってより良いものとなるよう、ヘリコプターパイロットの立場から、報告書を解説したい。 導入のための検討課題 1. 機体に関すること 報
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