2013年、永青文庫(東京都文京区)が所蔵する細川家文書のうち、266通が国の重要文化財に一括指定された。これを記念して、永青文庫の冬季展「信長からの手紙」では、細川家文書の中核をなす織田信長の書状59通を、前期、後期に分けて全点公開している。 併せて「明智光秀覚条々」、「羽柴秀吉血判起請文」なども展示され、戦国時代から、信長、秀吉の天下統一への動きに細川家がどう係ったのか、手紙から読み解く展覧会になっている。また、日本テレビ放送網は2月12日(19時~20時54分)、関連の特別番組「くりぃむしちゅーの歴史新発見 信長59通の手紙を解読せよ!」を放送する。 信長と細川家の深い関係 信長の手紙は大名家や寺院などに伝来しているが、細川家には59通と、最も多くが伝わっている。そこには信長自筆の一通も含まれている。信長と細川家はどのような関係だったのだろうか。 細川家初代藤孝(出家後は幽斎、153
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