台座の上に乗ったソ連のT34タンク=ボルネ・スリノボ/Michal Fludra/NurPhoto/Getty Images (CNN) その街を「ゴーストタウン」と呼ぶ人もいる。数十年にわたり全ての地図から消えていたためだ。冷戦の最盛期、この秘密の場所には、欧米の大都市を消滅させる威力を持つ核兵器が隠されていた可能性が高い。 「ポーランドのチェルノブイリ」との呼び名もある。放射性物質をめぐる謎に秘密のベールがかけられていることから、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所周辺の立ち入り禁止区域と比較する懸念の声が集まった。 しかし今日、ポーランドの西ポメラニアン地方にあるボルネ・スリノボは、刺激的な観光地に生まれ変わりつつある。美しい自然や暗い過去を持つ比較的無名のソ連のスポットを探索しようと、冒険を求める人々が集う。 同地方の中心都市シュチェチンからこの街にたどり着くには、ポーランドのひ
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