人の集団あれば秘密結社あり ぼくが小学生の頃、友だちと徒党を組み、学校終わりに近所の山や藪の中に作った秘密基地で飽きずに遊んだものです。その基地の場所は決して口外してはいけなかったし、秘密基地で何をして遊んでいたかも仲間内の秘密でした。 こういう子供の遊びも、定義を広げれば「秘密結社」とも言えるかもしれません。 秘密結社の定義は明確でなく「その活動や構成員を秘密にしていること」「入会には儀式や審査が必要なこと」がありますが、その目的は様々。 単なる青年クラブや社交クラブ的なものもあれば、体制打倒を掲げる政治結社、宗教の秘儀を受け継ぐ団体など様々です。 代表的な秘密結社フリーメーソンは「世界経済を裏で牛耳る」「世界大戦を起こして金を儲けた」などと陰謀論の黒幕のように言われたりしますが、 彼らのやっていることが表からは見えにくいから、「何か裏でコソコソやってんじゃねえんだろうな?」という疑惑を