陶芸家・河井寛次郎の創作活動を紹介する特別展「陶技始末-河井寛次郎の陶芸」が6月18日、中之島香雪美術館(大阪市北区中之島3)で始まった。 陶彫による造形作品の後期 河井寛次郎は、大正から昭和にかけて京都を拠点に活躍した陶芸家。大正末期から思想家・柳宗悦や陶芸家・濱田庄司らとともに、無名の職人が作る日常の生活道具に美を見出す「民藝(みんげい)運動」の中心人物として活動した。同展タイトルの「陶技始末」は、河井が日本各地の窯場を訪問したレポートを民藝運動の機関誌「工藝」に連載した際のタイトル。 同展は、河井の陶芸作品約100点を中心に3章で構成する。第1章は、中国の古い陶磁器をモデルにした前期、民藝運動を通して生まれた素朴な味わいの作風の中期、抽象的なデザインを陶器で表した造形作品の後期に分け、創作活動の変遷をたどる。第2章は、丹波焼や唐津焼など西日本の窯場の伝統的な装飾技法を取り入れた作品と
「展示内容が全て嘘」という展示会「大嘘博物館 カプセルトイ 2億年の歴史」が6月10日、梅田ロフト(大阪市北区茶屋町)4階イベントスペースで始まる。 世界最古のガチャ遺跡「ポーン・チャ・ガーラ遺跡」の復元模型 「カプセルトイ」が2億年前から存在したという設定で、会場を「古代」「近代」「未来」「闇」の4ゾーンに分け、古代ガチャの出土品、頭にカプセルを載せた恐竜の化石、1980年代を席巻したというテレビヒーロー「ガチャファイター廻(めぐる)」のファンの部屋再現、名前や仕事などがガチャで決められる「未来のガチャマシン」など、さまざまな物を展示する。 来場者は入場時、ガチャ用コインを10枚受け取り、会場内にあるガチャマシンを実際に回すことができる。コインは1987(昭和62)年に開催された「ガチャ万博」の記念コインを復刻した物というこだわりも見せる。物販コーナーでは、「大嘘博物館ポストカード」(各
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