モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は「モバイルプラットフォームはどこに向かうのか!?」と題したセミナーを開催した。セミナーの中でNTTドコモ北陸の取締役相談役 菅原 光宏氏は「日本のケータイ業界2006~(言いたい放題)」と題した講演を行なった。 菅原氏はまず、最近の報道の中からキャッチーな話題をいくつかピックアップして紹介した。その中で4月8日に日経新聞で報道された「ドコモ3年ぶりに首位奪還 昨年度の携帯純増数」については「ツーカーを除外したauブランドに勝ったわけではない。しかし北陸ではドコモは2年連続首位。一番負けているのは東京。多くのユーザーをかかえて800MHz帯は限界。W-CDMAもビルなどに浸透しない。北陸などでは800MHzに余裕があるので、デュアルバンドに強い」と語った。 続いてケータイのマーケットシェアを紹介し「ドコモが55%となり、だいぶ市場占有率が下がった。