Java Web Start、Java JDK、Java JRE、Java SDKに複数の脆弱性が存在する。 米Sun MicrosystemsはJava SEのアップデートを公開した。Java Web Start、Java JDK、Java JRE、Java SDKの深刻な脆弱性に対処している。 SunとUS-CERTのアラートによると、3月4日に公開されたのはJDK/JRE 6 Update 5、JDK/JRE 5.0 Update 15、SDK/JRE 1.4.2_17、SDK/JRE 1.3.1_22の各バージョン。 脆弱性はこれより前のバージョンに存在し、任意のコード実行、セキュリティ制限の回避、DoS(サービス拒否)状態の誘発に利用される可能性がある。
JRubyの主要開発者であるCharles Nutter氏は27日(米国時間)、JRuby trunkにJoniがマージされたことを発表した。JoniはMarcin Mielczynski氏によってJavaに移植された「鬼車」の実装。鬼車はK.Kosako氏によってC言語で開発されている正規表現ライブラリ。正規表現オブジェクトごとに異なる文字エンコーディングを指定できるという特徴があり、The BSD Licenseのもとで公開されている。 鬼車を移植したJoniがJRubyへマージされたことは、JRubyにとってパフォーマンスの面で重要な意味をもっている。これまでJRubyで使っている正規表現の機能はその特性から性能のボトルネックになっていたわけだが、これでそのボトルネックが解消されたことになる。 JRubyの次期メジャーリリースはパフォーマンスの面で極めて興味深いものになりそうだ。すで
文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:アークコミュニケーションズ、瀧野恒子、國分真人 2007-11-22 16:00 Googleの「Android」ソフトウェアでは、主役はSun MicrosystemsのJava技術である。ただし、使用するJavaは携帯電話業界で1990年代から開発されてきたバージョンではない。 代わりに、Googleは独自路線を歩みだした。めざすのは「Open Handset Alliance(OHA)」の携帯電話に使用するソフトウェアのパフォーマンスを改善し、さらなるオープン化を実現することである。プログラマーにとっては、考慮しなければならない新たなJavaの変種が登場することになる。その負担増加に対する多少の埋め合わせとしてだろうか、Googleは賞金総額1000万ドルのアプリケーション開発コンテストを開催し、開発者を
Humanoid robots are a bad ideaMultiple companies are now using robots that walk and talk like human beings. What could go wrong?
10年前に始まったSun MicrosystemsとMicrosoftの間のJava戦争をリアルタイムで経験した人間にとって、当時の苦い思い出がよみがえり始めた。 今週初め、Googleは携帯電話ソフトウェアプロジェクト「Android」用のプログラミングツールをリリースしたが、これらのツールは既存のJava標準仕様の設定プロセスを避けて、Google独自のJavaを採用している。Sunは米国時間11月14日、GoogleのAndroidプロジェクトはJavaを互換性のない各種のバージョンに分断化する可能性があると懸念を表明してこれに応じた。 「何であれ、多様な、または分断化されたプラットフォームを生み出すものは(開発者の)利にかなっているとは言えない」とSunソフトウェア部門担当バイスプレジデントのRich Green氏は、サンフランシスコで開催中のOracle OpenWorldで記者
The Eclipse Foundationは15日(カナダ時間)、リッチインターネットアプリケーション(RIA)を開発するためのAjaxプラットフォーム「Eclipse Rich Ajax Platform (RAP) 1.0」を発表した。Eclipse RAPはEclipseコンポーネントモデルを活用して開発された同プロジェクト初のAjaxプラットフォーム。OSGiスタンダードをベースとしており、OSGiモデルに準拠したコンポーネントの開発が可能。 Eclipse RAP 1.0は既存のEclipse IDEに対してAjaxアプリケーション開発の機能を提供する。このため、これまでEclipse IDEを用いてJavaアプリケーションを開発してきたデベロッパであっても、Eclipse RAP 1.0を導入することでJavaアプリケーション開発をそのままAjaxアプリケーション開発へ転用で
米Googleは9月26日、Google Web Toolkit(GWT)によってAppleのiPhone向けRSSリーダー「GWT Feed Reader」を開発したことをブログで明らかにした。 GWTはJavaScriptを使ってAjaxアプリケーションを開発するツールで、8月末に正式版になった。ブログによると「GWTとiPhoneは両方とも非常にクールなテクノロジーなので」、両方の特徴を生かしたアプリケーションとしてRSSリーダーを作成することにしたという。 Google AJAX Feed APIに、iPhone向けに開発したユーザーインタフェースを組み合わせたものだという。iPhoneだけでなく、PCでも動作する。GWT Feed Readerのソースコードはオープンソースライセンスの下、Google Codeのサイトで公開されている。
米Googleは米国時間の8月28日、Ajaxアプリケーション開発ツールの最新版「Google Web Toolkit (GWT) 1.4」をリリースした。GoogleのWebサイトからWindows/ Mac OS X/ Linux版を無償でダウンロード入手できる。同バージョンを利用することで、従来よりも小さく高速に動作するAjaxアプリケーションを作成できる。 GWTは、AjaxアプリケーションをJavaベースの環境で開発するためのフレームワークで、GWT 1.3 RCからオープンソース化されている。Google APIやGoogle Gearsなど、Googleが提供するWeb技術を活用する上でも役立つツールとなる。 改良されたGWT 1.4のコンパイラは、使用されていないコードを自動的に削除し、煩雑なコードを最適な形に結合・簡素化する。これにより生成されるJavaScriptコード
Javaで実装されたRubyの実行環境であるJRubyは、2007年6月10日(米国時間)に初のメジャーリリースとなるJRuby 1.0が公開された。同バージョンのリリースで、RubyスクリプトをJava実行環境で実行したり、JavaとRubyでシームレスな連帯を実現する取り組みは一定の成果を実現したことになる。その後は対象言語をJava 1.4.2からJava 5以降へアップデートするかの議論が行われ、2007年8月の上旬には次期JRuby 2.x系はJava 5以降を対象とすることが発表されている。 8月17日(米国時間)には、1.x系の次期リリースのロードマップが公開された。Java 1.4.2を対象とするJRuby 1.1では次の機能が実現される見通し。 Ruby Javaバイトコードコンパイラjrubycの提供 Ruby Javaバイトコードコンパイラjrubycを使ったアスペク
8日(米国時間)、XRubyの最新版となる「XRuby 0.3.0」が公開された。XRubyはJavaおよびRubyを使って開発されたRubyコンパイラ。RubyのソースコードをコンパイルしてJavaバイトコードを生成する。プロダクトはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2のもとで公開されている。 0.3.0ではJavaレベルメソッドとRubyレベルメソッドをバインドさせるためにアノテーションとコードジェネレーションを使うように変更されている。同アイディアはJRuby MLにおけるJava 5への移行に関する議論に触発されたものだとされている。 ひとつ前のバージョンよりも互換性は向上しているものの、まだ組み込みライブラリの実装に起因する問題があり、同問題の解決は0.4.0まで持ち越しになりそうだ。RubyとJavaの相互運用を実現するプロダクトにはJRub
既報のとおり、2007年6月10日(米国時間)、待望のJRuby 1.0がリリースされた。近々同リリースに対する修正要求やパフォーマンス改善を実施したマイナーリリース版JRuby 1.0.1が公開される見通しになっているわけだが、現在同プロダクトの開発MLにおいて将来リリースするバージョンが対応するJavaを、J2SE 1.4.2からJ2SE 5.0へと変更するべきかどうかが議題に挙がっている。 JRuby 1.0はJ2SE 1.4.2をベースに開発されている。このため、J2SE 5.0以降で導入されたアノテーション、ジェネリック、複数引数、列挙といった機能は使われていない。実装上の問題としては、J2SE 1.4.2には並列処理に対応したクラスが納められているjava.util.concurrentが用意されていない点が懸念されるところだ。J2SE 5.0以降であれば同パッケージのクラスを
Eclipse 3.3、待望のリリース 2007年6月末、待望のEclipse 3.3が正式にリリースされる。皆さんが本稿をご覧になるころには、Eclipse.orgから入手できる状態になっているだろう。Eclipse 3.3は、2006年6月に3.2がリリースされて以来、およそ1年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。今回のリリースでは大きな変更や機能追加はなく、細部の使い勝手を向上させるための機能追加や改善が目立ち、比較的地味なバージョンアップといえる。EclipseはこれまでもことJavaのコーディングに関しては定評があったが、3.3ではさらにかゆいところまで手が届くようになっている。3.3へのバージョンアップで日常的な作業の効率は間違いなく向上するはずだ。 また、Eclipse 3.3のリリースにあわせてWTPなどの主要なプラグインがバージョンアップするほか、この1年の間にEcli
The Java 3D Projectは12日(米国時間)、j3d-coreのソースコードをクラスパス例外条項が付加されたGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2(以下、GPLv2+CLASSPATH特例)のもとで公開することを発表した。これに併せて、vecmathも同ライセンスのもとで提供される。このライセンス移行によってJava3Dを利用するアプリケーションはこれまでよりもリリースが容易になるとされている。 今回の発表では、リリースに関する明確なスケジュールは示されていないが、1.5.1のリリース後間もなく同ライセンス版がリリースされる見通し。 GPLv2+CLASSPATH特例はOpenJDKで採用されたライセンス。もともとはGNU Classpathで採用されていたものだ。なお、すでにj3d-core以外のj3d-core-utils、j3d-con
The JsTester teamは26日(米国時間)、JsTesterの最新版となる「JsTester 1.4」を公開した。JsTesterはJavaで実装されたJavaScriptソースコードバリデータ。JUnitに用意されているAssertのようなアサートメソッドを提供しているほか、Remedial JavaScriptにおいて記載されているバリデーションを実施することができる。もちろん、自身でバリデーションを規定して使うことも可能だ。 1.4は同アプリケーション5度目のパブリックリリース。JDK 6のjavax.scriptがサポートされたほか、JsTestCase/GroovyTestCaseが追加されている。ソースコードはApache License Version 2.0のもとにオープンソースソフトウェアとして公開されており、提供されている成果物には、ソースコードの形式のほか
アプリックスは5月15日、2007年12月期の連結業績予想を修正し、最終損益が7億5000万円の黒字としていた従来予想から一転、75億円の赤字になると発表した。 修正後の連結業績予想は、売上高が60億円(従来予想は75億円)、経常損益は10億円の赤字(同13億円)。 Java製品の販売が海外携帯電話メーカーを中心に厳しく、売上高を下方修正。またミドルウェア・フレームワーク関連製品についても、顧客の体制変化などで「当面は搭載製品の出荷が見込めなくなった」として売上高を修正する上、ソフトウェア仮勘定に計上していた開発費を再評価し、特別損失76億円を計上した。台湾子会社の株式評価損も76億円計上し、単体の最終赤字は152億円に上る見通し。
Javaプラットフォームの包容力 先週、記者はJavaOne取材でサンフランシスコにいたため、個人的に気になったのは、Java関連のニュースだ。 中でも印象に残ったのは、Java VM上に実装したRubyの処理系「JRuby」の開発者が、JRubyのほうがCで書かれた本家のRubyよりも動作が速いと話したことだ。 “Java”といったとき、一般的には言語としてのJavaを指すが、サン・マイクロシステムズ自身はJavaテクノロジー、Javaソフトウェア、Javaツールなどの名称を使い分けている。言語としてのJavaは、Javaテクノロジー全体のもっとも重要なピースの1つではあるが、一部分に過ぎない。JRubyやJythonといったほかの言語の処理系がJava VM上で高速に動くとなると、“Java”を使うことのメリットはJavaという言語が持つ良さにとどまらず、Java VMのパフォーマンス
文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:吉武稔夫、佐藤卓、小林理子2007年05月08日 21時55分 Sun Microsystemsは米国時間5月8日、コンシューマ機器向けのJavaアプリケーションの開発を容易にするスクリプト言語「JavaFX Script」を発表する予定だ。これは、Javaの可能性を十分に引き出し、次世代ウェブアプリケーションにおけるJavaの位置づけを強める試みとなる。 同日サンフランシスコで開幕するJava開発者向けカンファレンス「2007 JavaOne」において、Sunのソフトウェア担当エグゼクティブバイスプレジデントであるRich Green氏がJavaFX Scriptを紹介するとみられている。JavaFX Scriptは、Java対応のPCや携帯機器で動くアプリケーションを書くために簡略化されたスクリプト言語だ。 G
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く