那覇市医師会は新型コロナウイルスに関して、ワクチン接種済みであることやPCR検査陰性を証明する、スマートフォンアプリをシステム開発のブルーブックス(那覇市、志茂英之社長)と共同開発した。15日、県庁記者クラブで会見し発表した。国のワクチン接種記録システム(VRS)と連動させる仕組みを想定。運用へ向けVRSに接続できる県や市町村と調整中という。同医師会の山城千秋会長は「若者のワクチン接種率の向上と水際対策に活用してほしい」と述べ、県や市町村にアプリ導入を呼び掛けた。 新たに開発した「ワクチンパスポート」と「PCRパスポート」。接種済みや陰性を証明するQRコードが表示される ブルーブックスは那覇市医師会と連携し、健康診断結果などの医療情報をデータベース化し、個人や医療機関がインターネットで活用できるシステムを運用している。今回、開発したアプリは、このシステムを応用する。医療情報をワクチン接種情