タグ

2019年8月6日のブックマーク (13件)

  • 「政治と芸術」の密接な関係を議論する好機を逸してしまった | 文春オンライン

    「これは絶対に炎上する」と津田氏に忠告した 今回の事態を引き起こした最大の原因は、「脅迫」という卑劣な犯罪行為でしょう。批判を集中させるべきなのはここであるはずです。 実は、今回の「平和の少女像」など一部の展示物について、私は事前に知る機会がありました。とあるところで、今回の芸術祭で芸術監督を務める津田大介さんとお話をする機会があったからです。 津田さんも、予想される反応をある程度把握されていたように思います。そのとき私からも「これは絶対に炎上するし、役所も折れるかもしれない」と話をしたように記憶します。 辻田氏 ©文藝春秋 いまや、ネット上には炎上対象を“攻撃”するためのマニュアルが存在しています。今回の電話での攻勢のように、クレームをどういう手法で伝えれば最も効果的なのか、ある種の「知見」が積み上がっているのです。 とはいえ、残念ながら、今回は想像を超える事態になってしまいました。京都

    「政治と芸術」の密接な関係を議論する好機を逸してしまった | 文春オンライン
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
    “政治家から「表現の自由は守る」「必要な手段は講じる」「脅迫には屈しない」など発信されれば、早期に中止とはならなかった。日本社会の成熟度は、遺憾ながらその程度。今後、さまざまなイベントに波及は必至”
  • 国際博物館会議(ICOM)、規約に含まれる博物館の定義の新たな案を発表:2019年9月に京都で開催される臨時総会で採決へ

    国際博物館会議(ICOM)、規約に含まれる博物館の定義の新たな案を発表:2019年9月に京都で開催される臨時総会で採決へ
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
  • 大浦信行の《遠近を抱えて》はいかにして90年代的言説を準備したか - kk392のブログ

    「大浦信行の《遠近を抱えて》はいかにして90年代的言説を準備したか」『あいだ』第112号(2005年4月)、2-14頁. 加治屋健司(かじや けんじ/ニューヨーク大学美術研究所博士候補。6月よりスミソニアン博物館フェロー) はじめに 《遠近を抱えて》が公開されて20年が経つ。 『あいだ』の読者には改めて説明するまでもないが、若い読者のために確認しておこう。《遠近を抱えて》は、大浦信行が1982年から85年にかけて制作した連作の版画作品で、昭和天皇や古今東西の美術作品、周囲の事物や風景の写真を組み合わせたリトグラフ(一部シルクスクリーン)である。この作品が注目を浴びるようになったのは、86年に富山県立近代美術館の『富山の美術 '86』展で展示された後に起こった一連の事件によるところが大きい*1。天皇の写真の使い方をめぐって県議会議員や右翼から批判を受けた美術館が、作品を非公開処分にし、さらに

    大浦信行の《遠近を抱えて》はいかにして90年代的言説を準備したか - kk392のブログ
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
    加治屋健司
  • あいちトリエンナーレの展示中止騒動をめぐって

    <あいちトリエンナーレ2019で、展覧会内企画展「表現の不自由展・その後」が開幕後わずか3日で展示中止になった。他国と同様、日でも状況は悪化の一途を辿っている......> 2006年、石原慎太郎都知事(当時)がとんでもない無責任発言を行った。東京都現代美術館(MOT)で開催された『カルティエ現代美術財団コレクション展』のオープニングレセプションで「私は巨大ブランドは嫌いだ」「すばらしい展覧会だというから楽しみにして来たが、大したことはなかった」「ここにあるものはすべて下手物だ」「説明されなければわからないものはよい作品とはいえない」などと、祝辞とは思えない個人的意見を並べ立てたのだ。 数百人の招待客には、顧客を含む多数のカルティエ関係者がいたことは言うまでもない。直後に『フィガロ』『リベラシオン』などフランスのメディアが次々に発言を記事化し、国際的なアート雑誌『アートフォーラム』ウェブ

    あいちトリエンナーレの展示中止騒動をめぐって
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
    “河村市長は反論したそうだが、そうじゃにゃーのよ、市長。知事の言うとおり、内容についてはコメントしにゃーというのが、民主主義の基盤をなす表現の自由を守るべき行政のどえりゃー正しい態度なんだわ”
  • イム・ミヌクとパク・チャンキョン、「あいちトリエンナーレ2019」から作品引き上げへ。「検閲」に抗議

    イム・ミヌクとパク・チャンキョン、「あいちトリエンナーレ2019」から作品引き上げへ。「検閲」に抗議「あいちトリエンナーレ2019」に参加している韓国の作家、イム・ミヌクとパク・チャンキョンの2作家がそれぞれ自身の作品を引き上げることを公表した。 あいちトリエンナーレ2019でのイム・ミヌク《ニュースの終焉》(2019) 「あいちトリエンナーレ2019」における「表現の不自由展・その後」が展示中止となった問題と関連し、トリエンナーレ参加作家である韓国のイム・ミヌクとパク・チャンキョンの2作家が、それぞれ自身の作品の出品辞退を正式に発表した。 イム・ミヌクは1968年ソウル生まれ。展では、マスメディアによって扇動される「分断の時代」に対し、2チャンネルの映像と韓服からなるインスタレーション《ニュースの終焉》(2019)で疑問を投げかけた。 いっぽうパク・チャンキョンは1965年ソウル生まれ

    イム・ミヌクとパク・チャンキョン、「あいちトリエンナーレ2019」から作品引き上げへ。「検閲」に抗議
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
  • まとめ:あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」展示中止にまつわるタイムライン

    まとめ:あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」展示中止にまつわるタイムライン河村たかし名古屋市長の発言が発端となり、安全上の理由から展示が中止となった「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」。この問題をめぐる主要な発言や動きを、時系列でまとめる(随時更新予定)。 愛知芸術文化センター 7月31日朝日新聞、《平和の少女像》が「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」に出品されることを報道。 報道内覧会開催。 8月1日「あいちトリエンナーレ2019」開幕。 《平和の少女像》の展示について、松井一郎大阪市長が「にわかに信じがたい!河村市長に確かめてみよう。」とツイート。 ※「表現の不自由展・その後」に関する問い合わせ件数=705(電話200、メール500、FAX5) 8月2日河村たかし名古屋市長が「表現の不自由展・その後」を視察。大村知事に対

    まとめ:あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」展示中止にまつわるタイムライン
  • The Exhibit Lauded Freedom of Expression. It Was Silenced. (Published 2019)

    The exhibition that was closed at the Aichi Triennale in Nagoya, Japan, included a statue symbolizing women forced into sexual slavery during World War II.Credit...The Yomiuri Shimbun, via Associated Press Images TOKYO — It was an exhibit meant to celebrate freedom of expression. Instead, freedom of expression was shut down. A long, bitter battle between Japan and South Korea over historical memor

    The Exhibit Lauded Freedom of Expression. It Was Silenced. (Published 2019)
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
  • 少女像展示中止、市長や官房長官の発言は「憲法違反」なのか?京大・曽我部教授に聞く - 弁護士ドットコムニュース

    少女像展示中止、市長や官房長官の発言は「憲法違反」なのか?京大・曽我部教授に聞く - 弁護士ドットコムニュース
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
    “あいトリは県や市が入った実行委員会が主催し、開催される芸術祭ですが、一般に、専門家が企画したものであれば、国・自治体はそれを尊重すべきだというのが表現の自由論の一般的な理解”
  • 「表現の不自由展」の中止が突きつけた重大な課題 - 米山隆一|論座アーカイブ

    「表現の不自由展」の中止が突きつけた重大な課題 「あいちトリエンナーレ2019」の目玉企画はなぜ中止されたのか。何を考えるべきか 米山隆一 衆議院議員・弁護士・医学博士 企画展の中止に議論が沸騰 愛知県内で開催されている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が、展示内容に対する多数の抗議が来たと報じられたのち、河村たかし・名古屋市長が中止を求め、その翌日には芸術総監督である津田大介氏が、警備上の懸念を主な理由として中止を発表したことが、大きな議論を巻き起こしています。寄せられた抗議にはFAXで「ガソリン携行缶をもって行く」というテロの予告とすら思える内容のものもあったと言います。 この件をめぐっては、SNS上では、表現の自由と政治・公金との関係等について様々な論点がみられました。そこで稿では、それらを整理して論じたいと思います。 政治的表現は「表現の

    「表現の不自由展」の中止が突きつけた重大な課題 - 米山隆一|論座アーカイブ
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
    “「表現の自由」の例外として表現それ自体が規制されるのは、名誉棄損、業務妨害、差別禁止条例違反等、法令に反するものに限定されています。「幅広い表現の自由を認めることが、公共の福祉の向上に資する」”
  • あいちトリエンナーレ2019参加アーティストが「表現の不自由展・その後」の展示閉鎖に対するアーティスト・ステートメントを発表 - ART iT(アートイット)

    マガジン > ニュース > あいちトリエンナーレ2019参加アーティストが「表現の不自由展・その後」の展示閉鎖に対するアーティスト・ステートメントを発表 2019年8月1日、芸術監督の津田大介が掲げるテーマ「情の時代(Taming Y/Our Passion)」の下で開幕したあいちトリエンナーレ2019。前日の内覧会より、展覧会内展覧会として参加した「表現の不自由展・その後」の展示内容をめぐり、事務局に対する一部脅迫やテロ予告ともとれるような抗議の電話やメールが殺到。8月2日に河村たかし名古屋市長が展示会場を視察し、「表現の不自由展・その後」で出品されているキム・ソギョン/キム・ウンソンの「平和の少女像」(2011)の展示の中止を大村秀章愛知県知事に求めることを表明した。同2日に津田が会見を開き、「表現の不自由展・その後」の展示全体の中止を検討している旨を発表し、翌3日にあいちトリエンナー

    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
  • 美術家・大浦信行さんと天皇コラージュ事件(創) - Yahoo!ニュース

    《はじめに》2019年8月3日、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が突如中止になるという事件が起きた。4年前に都内で開催された「表現の不自由展」を拡大する形で、津田大介さんの企画で実現した企画はわずか3日間で中止になったのだった。 その事件の中で、抗議が殺到した作品とされたのが、慰安婦問題をテーマにした少女像と、大浦信行さんの「遠近を抱えて part2」だった。会場で公開した動画が、「天皇の写真を燃やしていた」などと誤って伝えられ、天皇批判の政治的作品と矮小化されてしまったのだが、実はそうではない。 大浦さんといえば、その版画「遠近を抱えて」で以前、右翼団体の激しい攻撃にあったことがあった。その経緯をレポートしたのが以下掲載する記事だ。報告は、2014年、大浦さんが「靖国・地霊・天皇」という映画を製作し、公開された話から始まる。(編集部) 6月、映画監督の大浦信行

    美術家・大浦信行さんと天皇コラージュ事件(創) - Yahoo!ニュース
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
    “1986年に富山県で開催された美術展「86富山の美術」に展示された大浦さんの版画作品「遠近を抱えて」が右翼団体の猛攻撃を受けた事件をめぐって”
  • 大阪市長 少女像展示「税金投入してやるべきでなかった」 | 毎日新聞

    大阪市の松井一郎市長は5日、愛知県で開催中の「あいちトリエンナーレ2019」で元従軍慰安婦を象徴した少女像などの展示について「民間であれば展示は自由だが、税金を投入してやるべきではなかった」と述べ、中止は当然との認識を示した。市役所で記者団の取材に答えた。 松井市長はさらに少女像を「表現の自由とはいえ、事実とあまりに懸け離れている単なる…

    大阪市長 少女像展示「税金投入してやるべきでなかった」 | 毎日新聞
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
    “大阪市の松井一郎市長「強制連行された慰安婦はいません。あの像は強制連行され、拉致監禁されて性奴隷として扱われた慰安婦を象徴するもので、それは全くのデマ」。日本政府は旧日本軍の関与を認めている”
  • 「表現の不自由展」中止問題 大メディアが傍観の不思議|日刊ゲンダイDIGITAL

    わずか3日で展示中止に追い込まれた、愛知県内で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展のひとつ「表現の不自由展・その後」。実行委の会長を務める大村秀章知事は5日の会見で、同日早朝に「ガソリンを散布する」とのメールが県に寄せられていたことを公表。京都アニメーションの放火殺人事件を想起させる文面もあったことから、警察に通報したといい、「安全、安心に運営するため中止と判断した」と話した。 大村知事はまた、名古屋市の河村たかし市長が企画展の中止を求めたことについて、「公権力を行使する人が『これがいい、これは悪い』と言うのは検閲行為。憲法違反の疑いが濃厚」とも言っていたが、その通り。企画展中止をめぐり、行政があ~だ、こ~だと口を挟むのは明確な憲法21条違反だと言わざるを得ない。ガソリン散布をほのめかすメールやファクスは実行委に対する脅迫行為で、一種のテロ未遂事件と言っていいだろう。

    「表現の不自由展」中止問題 大メディアが傍観の不思議|日刊ゲンダイDIGITAL
    ykkykym
    ykkykym 2019/08/06
    “ジャーナリスト浅野健一「メディアは表現の自由に対する公権力の介入と報じるべきなのに静観している深刻な状況。警察が徹底捜査に動くような報道がない。現場記者や報道機関全体の低レベル化が進んでいる」”