聴覚に障害がある人たちが会議や授業などに参加しやすくなるよう、電機大手の富士通は音声認識の技術を使って会議中の出席者の発言をパソコンの画面上にすぐに文字として表示できるというソフトを開発しました。 出席者の数だけマイクが必要になりますが、複数の人が同時に話しても発言者ごとに内容を表示することもできます。 聴覚に障害がある人にとって会議や授業は複数の人が同時に発言することがあるため手話などでの支援が難しいということですが、会社では、このソフトで参加しやすくなることが期待できるとしています。 このソフトは来月発売されますが、会社では会議の簡単な議事録を手早く作成することもできることから、幅広い利用を見込んでいます。 開発した「富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ」の塚野芳一部長は「聴覚障害者の方が無理なく会議に参加できるようリアルタイムな情報表示を追求した。会話内容の完全な記録は難しいが、メモ