リコーは米国ラスベガス市で開催中の「CES 2017」(2017年1月5~8日)で、全天球カメラ「THETA」の将来の活用方法を紹介するデモを実施している。紹介していたデモは2つあった。1つは、全天球カメラとデジタルカメラを組み合わせた「マルチイメージング技術」。もう1つは、全天球カメラによる多地点のビデオ会議「360°ライブミーティング」だ。
リコーは米国ラスベガス市で開催中の「CES 2017」(2017年1月5~8日)で、全天球カメラ「THETA」の将来の活用方法を紹介するデモを実施している。紹介していたデモは2つあった。1つは、全天球カメラとデジタルカメラを組み合わせた「マルチイメージング技術」。もう1つは、全天球カメラによる多地点のビデオ会議「360°ライブミーティング」だ。
流通・サービス事業部 事業戦略部の高橋伸治 マーケティンググループリーダー(左)とビジネスソリューション事業本部 ICT事業センターVC事業推進室VC商品グループの清水香織氏(右) 2016年7月20日から東京ビッグサイトで開催している「インバウンド・ジャパン2016」のリコージャパンのブースでは、「多言語通訳サービス」を紹介している。iPadのビデオ通話を使った、オペレーターによる通訳サービスである。同社のテレビ会議用製品の技術を応用していて、音声が途切れにくいことが特徴という。 同サービスは2016年7月13日から提供している。提供開始前にホテルで試験導入したところ、クレーム対応や宿泊料金の説明、病気の相談で重宝されたという。 サービスに使うビデオ通話は、通信帯域が狭い場合に音声データを優先して通信する。流通・サービス事業部 事業戦略部の高橋伸治 マーケティンググループリーダーは「音声
Amazon Web Servicesをアマゾン社内で最大規模の事業にする 米アマゾン・ドット・コム シニア・バイス・プレジデント アンディー・ジャシー(Andy Jassy)氏 「将来的に『Amazon Web Services(AWS)』は、アマゾンにとって最も規模の大きい事業になると信じている」---。米アマゾン・ドット・コムのシニア・バイス・プレジデントであるアンディー・ジャシー氏は、記者にそう語った。大手ITベンダーがAWS追従に動く中、AWSのトップは自社の成長に対する自信をますます深めているようだ。 記者は2012年5月に、ジャシー氏に対して1時間インタビューする機会を得た。その一部は、「日経コンピュータ」6月7日号の特集記事、「SIと運用が消える」で紹介した。今回は、ジャシー氏へのインタビューのフルバージョンをお届けする。 私はアマゾンのシニア・バイス・プレジデントとして、
街の発展とともに拡張を繰り返してきた渋谷駅。大ターミナルに育ったものの、「継ぎはぎ」感が否めない。乗り換えなどの経路が分かりにくく、熟知していないと迷ってしまう。バリアフリーの充実や耐震性の強化も求められている。こうした状況を改善するため、駅全体を造り変える。既に東京メトロ銀座線がホーム移設工事に入った。東急東横線は渋谷駅付近で進めている地下化が2012年度中に完成する。東京メトロ副都心線が先行して利用しているホームに乗り入れ、相互直通運転を始める。現・東横線渋谷駅は東急百貨店東横店とともに2013年4月以降、解体に着手する。跡地を使ってJR線のホームを移設し、超高層の駅ビルも建てる。完成後の姿を解説する。
「欲しい出版社は自分で作る」、電子出版専業の「達人出版会」を一人で立ち上げた高橋氏に聞く 達人出版会 代表取締役 高橋征義氏 最近、技術者の間で「達人出版会」という出版社が注目を集めている。ソフトウエア技術者である高橋征義氏が一人で立ち上げた、電子出版専業の出版社だ。同氏は、プログラミング言語Rubyの利用者/開発者の支援組織である「日本Rubyの会」の会長という顔も持つ。同社の立ち上げの経緯などを高橋氏に聞いた。(聞き手は大森 敏行=日経エレクトロニクス) 問 なぜ会社を作ろうと思ったのですか。 高橋氏 きっかけは、2009年秋頃に「技術者がきちんとビジネスやマネタイズのことを考えるにはどうすればいいか」という勉強会の立ち上げを準備する飲み会に参加したことです。そのときに「どんなビジネスをすればいいか」を他の技術者と話し合っていて、米国の「Pragmatic Bookshelf」や「Pe
この「Webを支える技術」は、Web系開発の中上級者向け雑誌「WEB+DB PRESS」での連載がベースとなっています。連載は2年間続きましたが、1年ほどたったころに編集者から本にしないかと言われました。 最初は断ったんですけど、連載を続けるうちに、HTTPやURIといったWebの基本的な技術の解説本が手に入らないという状況が分かってきました。例えば、僕もお世話になった「Webプロトコル詳解」や「HTTP詳説」という有名な書籍がありますが、これらは絶版になっています。 だから、連載自体は中上級者向けだったのですが、Webの歴史を知らない新人に向けて、副題にあるような技術をきちんと教えられる本を書きたいと思ったのです。既に執筆に入っているときだったんですが、「高橋メソッド」で有名な「日本Rubyの会」会長の高橋征義さんが、「HTTP関連本は壊滅状態だ。今の人はどうやってHTTPを学ぶんだろう
「Amazon EC2」は、誤解されている。筆者は最近、そう強く思っている。あなたがもし「Amazon EC2は単なる仮想マシンサービス」と思っているなら、考え直してほしい。Amazon EC2の本当の価値とは、実はストレージサービスの「Amazon S3」にある。 最近日本でも、Amazon EC2対抗をうたう仮想マシンサービスが増えている。Webサイトからの申し込みだけで利用でき、課金は1時間単位。Webベースの管理ツールから簡単に仮想マシンを起動できて、ロードバランサーなども手軽に設定できる。日本のサービスも、仮想マシンに関する機能面ではAmazon EC2に追いつき始めている。 しかし、全く敵わないのが、ストレージサービスであるAmazon S3だ。 Amazon EC2の最大の特徴は、利用者が様々な種類の仮想マシンを、管理ツール上でのクリック操作一つで、素早く展開できることだ。「
南アルプスを迂回(うかい)すると工事費は6400億円増――。リニア新幹線の想定3ルートについてJR東海は6月18日、それぞれの建設費を発表し、自らが推進する南アルプスルートの合理性を訴えた。これに先立つ2008年10月には、3ルートとも建設が可能とする地形・地質報告書を国交省に提出している。 しかし、一連の発表内容に疑問を抱く専門家がいる。長野県大鹿村の中央構造線博物館で学芸員を務める河本和朗氏がその一人だ。南アルプスの厳しい地形と複雑な地質について、十分な検討がなされているのか。大鹿村は、JR東海が南アルプスのトンネル掘削に向けてボーリング調査を行った場所でもある。以下、河本氏に南アルプスの地質とルートの安全性について解説してもらう。(編集部) JR東海は6月18日、東京~名古屋間の建設について、南アルプス貫通のCルートの工事費を5兆1000億円とし、諏訪・伊那谷を通るBルートの工事費は
マイクロソフトのデータベース製品「Microsoft SQL Server」の日本におけるユーザー会である「PASSJ(SQL Serverユーザーグループ)」が2009年6月30日に無期限休会した。7月1日付けでWebサイトも閉鎖し、会員情報も削除する。事実上の解散である。 2000年5月に発足したPASSJは会員数が2万人で、マイクロソフト製品のユーザー会の中でも規模が大きい。2000年代半ばまではユーザー会主催のユーザーカンファレンスを毎年開催するなど活動も盛んだった。近年は活動規模も縮小しており、09年6月の理事会で休会を決めた。マイクロソフトは「ユーザー会が決めたことなので、われわれはコメントできない」(同社広報)としている。
シンプルでスケーラブルな分散ストレージを自社開発したライブドア 一方ライブドア執行役CTOの池邉智洋氏は,同社のブログや写真投稿サービスなどのインフラで利用中のストレージ仮想化ソフトを自社開発した事例を紹介した。ライブドアのサービス群が求める要件が「いかに安価に容量を追加できるか。過剰な機能と信頼性は不要」(池邉氏)と判断。メーカー製のネットワーク・ストレージの利用を止め,「ファイルのパスがそのままURLになるため,ファイル・システムのパスをURLに変換しなくて済む」HTTPで入出力する分散型仮想ストレージの開発に踏み切ったのだという(写真4)。 設計思想は「複数ノード間の一貫性はCAP定理に基づいて遅延を妥協し,スケーラビリティと読み出しの速さにこだわった。一方で書き込みはそこそこの速度でよく,認証とアクセス制御はアプリケーションで実装するので不要」(池邉氏)というもの。HTTPサーバー
東京・有明にある東京ビッグサイトに、東京の中心部を精密に表現した都市模型が登場し、訪れた人たちの目を引いている。2016年のオリンピック招致を目指し、石原慎太郎東京都知事が、IOC(国際オリンピック委員会)の視察団にプレゼンテーションをした際に用いた模型だ。製作したのは森ビル。「東京の魅力を分かりやすく視覚的に伝えるツールとして提供した」(同社広報室)。
2025年の開業を目標に建設ルートの選定などが進むリニア新幹線。中間駅の設置場所とともに関心を集めているのが、東京側の始発駅についてだ。 JR東海は現段階で、品川駅を始発とする方向で最終調整を進めている。品川駅周辺はめまぐるしい発展を遂げているものの、東京の中心といえばやはり大手町・丸の内・有楽町の近辺だ(大丸有地区)。最大多数の最大幸福を追求するなら、東京駅を始発にするのが良さそうに思える。 JR東海はなぜ始発駅を品川とするのか、その選択は適切か、東京駅が始発となることはあり得るのか――。都内に設ける駅について解説する。 東海道新幹線も乗車できる駅が候補 JR東海がリニア新幹線の具体的な事業計画を発表したのは2007年12月25日のこと。東京側始発駅の設置場所については、利用者がリニア新幹線と東海道新幹線を選んで乗車できるようにするとの考えから、当初は東京、品川、新横浜の3駅を候補に挙げ
(前のページから続く) リニア品川駅は直下か、直交か、空き地の地下か JR東海は現在、東京都心のターミナルを品川駅に設ける前提で最終調整している。この記事では、東海道新幹線のホーム直下にリニア品川駅が造られると予想した。JR東海が自社で開発できる土地であり、東海道新幹線のホームにも近いからだ。2003年に完成した新幹線用品川駅の地下には、既にリニア新幹線向けの用意がなされているのではとの噂もあるほどだ。 リニア新幹線の品川駅の位置。東海道新幹線ホームの直下に設けられると予想した。ほかの選択肢として、既存の路線に直交する地下や、駅西側のセントラルガーデンの地下も考えられる (作成:ケンプラッツ、地図提供:マピオン (c)Yahoo Japan) JR東海では、リニア新幹線を東海道新幹線のバイパスと位置づけている。ターミナル駅の選定については、利用者が両新幹線を選んで乗れるようにとの考え方を示
都市整備の対象面積は都心の10分の1以下 次に、都市整備の面から品川駅周辺をみてみる。 品川駅周辺は元々静かな場所だった。国鉄改革などで放出された土地に、超高層ビルが建ち並び、この15年で街の雰囲気が様変わりした。これから先、どのように発展するのか、東京駅周辺のようなビジネス街に成長する余地はあるのか――。 この地区の整備方針については、東京都都市整備局がまとめた方針「新しい都市づくりのための都市開発諸制度活用方針」から、位置づけを読み取ることができる。都は整備する各地区を「都心部」「副都心」などと区分している。品川は秋葉原とともに「新拠点」と定義されており、都心部や副都心よりも小振りの位置付けになっている。品川も秋葉原も、既成市街地の規模や公共交通の集積度合いが副都心ほどではないので、新たな区分とした。 品川新拠点は、文化・交流や商業などの育成を促進する29ヘクタールの「業務商業市街地ゾ
クラウド・コンピューティングの代表格 「EC2」と「S3」はどこまで使えるのか? Amazonのクラウド・サービスを徹底解説する1日! クラウド・コンピューティングのプラットフォーム・ベンダーとして先陣を切った米Amazon.com。仮想マシン・サービスの「Amazon EC2」やストレージ・サービスの「Amazon S3」は、「Infrastructure as a Service(IaaS)」と呼ばれ、北米や欧州ではすでにインターネット・サービスを提供する新興企業だけでなく、大手製薬会社,大学・研究機関、メディア企業なども採用を始めています。 Amazonはまもなく、アジア地域でもEC2やS3を正式に開始する予定です。果たして EC2やS3は、本当に日本企業にとって「使える」存在なのでしょうか。本カンファレンスでは、米Amazon Web Servicesの戦略担当者、実際にEC2やS
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