オンラインゲームの開発、運営を手がけるサイバーステップが7月5日、東京証券取引所マザーズに上場する。オンラインゲーム専業会社としては、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、ゲームポットに次いで3番目の上場企業となる。 今回の上場によりサイバーステップは約4億3800万円を調達する。このうち2億7800万円を設備投資に、残りを研究開発費に充てる計画だ。 国内のオンラインゲーム企業の多くが韓国で開発されたタイトルを輸入して展開するなか、サイバーステップは日本で開発したタイトルを韓国で展開して人気を集め、業績を伸ばしている珍しい存在だ。現在では韓国のほか、中国、台湾、タイ、インドネシア、日本の6地域でサービスを提供しており、同社の主要タイトルである「GetAmped」の登録者数は世界全体で1600万人以上という。 サイバーステップはどのようにして自社タイトルの開発や海外展開に成功し、そして今