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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (5)

  • 米国に挑戦状を突きつけた中国:JBpress(日本ビジネスプレス)

    今年6月の米中首脳会談で、習近平国家主席はバラク・オバマ大統領に向かって、太平洋には両大国を受け入れる十分な広さがあると言った〔AFPBB News〕 一見すると、中国政府による東シナ海の防空圏設定は、尖閣諸島(中国名:釣魚島)の主権を巡る日との往年の対立の段階的なエスカレートを意味する。 それより憂慮すべき、真実味のある解釈は、中国政府が西太平洋で米国と対峙することを決意したという見方だ。東アジアは一段と危険な場所に見えてきた。 今年、米カリフォルニア州で米中首脳会談が開かれた時、中国の習近平国家主席は米国のバラク・オバマ大統領に向かって、太平洋には両大国を受け入れる十分な広さがあると言った。 推論されるのは、米国と中国は利権を分かち合うべきだということだった。だが、もう1つ、暗にこの発言に込められていた意味は、米国が太平洋地域随一の大国であり続けるという現状を受け入れないということだ

    米国に挑戦状を突きつけた中国:JBpress(日本ビジネスプレス)
    yookud
    yookud 2013/12/07
    防空識別圏
  • 一筋縄でいかない中国の大気汚染対策 青い空を望む大都市と、環境は二の次の地方工業都市:JBpress(日本ビジネスプレス)

    北京の人々が大気汚染対策のマスクを着けると、世界中でニュースになる。しかし、中国北部の空気をきれいにする努力が実るか否かは承徳市など鉄鋼業が盛んな都市にかかっており、その承徳市の住民300万人はスモッグよりも自分の雇用の方を心配している。 政府当局は北京の大気の状況を非常に懸念しており、この汚染を緩和するために、北京を取り囲む河北省の工業都市が石炭の使用量や鉄鋼・セメントの生産能力を削減することを望んでいる。 だが、所得が低く、煙をもくもくと吐き出す製鋼所が貴重な雇用主になっている承徳などの都市では、そうした施策は雇用の削減に直結する。ほかに産業がない都市で雇用を維持するという課題のために、この施策は中国政府にとって非常に複雑で政治的に危険な問題となっている。 「空気末日」に対する注目を受け、中央政府は行動を決断したが・・・ 「河北省は、自分たちは開発が遅れており、重工業に大きく依存してい

  • 米国、ロシア、シリア:弱くなった西側諸国

    (英エコノミスト誌 2013年9月21日号) シリアの化学兵器を巡る米ロ合意は、自由を大切にする者にとって最悪の事態だ。 1972年7月、エジプト大統領のアンワル・サダトは突如、数万人に上るソビエト連邦の軍事顧問団の国外追放を決定した。国内の左派に脅かされ、ソ連に軽んじられていたサダト大統領は、米国と手を組む方が得策と判断したのだ。 ニクソン政権で国務長官を務めていたヘンリー・キッシンジャーは、巧みな外交術を駆使して、ヨム・キプール戦争(第4次中東戦争)でエジプト、シリア、イスラエルの停戦を取りまとめ、然るべく米国の援助がエジプトに流れ込むことになった。米国の影響力も中東に及んだ。ソ連が中東で支配力を取り戻すことは、二度となかった。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領〔AFPBB News〕 シリアから化学兵器を取り上げる計画は間もなく国連決議で具体化する見通しだが、この計画はあの時代を

    yookud
    yookud 2013/09/25
    「今では、自由世界の指導者が言う「レッドライン」とは、それを越えた場合には、強制力を発動することの是非を議会に問うぞという脅しに過ぎないことが、すべての独裁者に知れわたってしまった。」
  • 米国は「世界の警察官」を辞めてしまうのか

    (2013年9月3日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 英国帝国主義の傑出した詩人ラドヤード・キップリングは1899年、米国にあてた詩を書いた。「白人の責務を担え」という書き出しで、「平和のために苛烈な戦に挑み/飢えた者たちの口を満たし/病の広がりをい止めよ」といった言葉が連なっている。 今では米国の大統領は黒人であり、キップリングのような人が用いた帝国主義者の言葉をあえて使う著名な知識人はいないだろう。 米国が担う「世界の警官」という特別な責務 米議会は9日以降、シリアへの軍事介入について審議する〔AFPBB News〕 しかし、米国は世界の警察官という特別な責務を担うべきだという考え方は今なお健在で、バラク・オバマ大統領がシリアに対する軍事行動を求めた発言にも見受けられた。 「我が国はアメリカ合衆国である」。大統領はそう強調し、1945年以降の世界の秩序を構築・防衛するという特別な役

    yookud
    yookud 2013/09/05
    「特に残虐な内戦に介入したり、特定の兵器を禁じたりすることが米国の役割だという考えが根付いたのは1990年代以降のことだ。」
  • マスコミは泣きじゃくる被災者に堂々と取材せよ 報道の本質とかけ離れた「えくぼ記事」の害悪 | JBpress (ジェイビープレス)

    1986年春、私が大学を卒業して新聞記者になりたての頃、赴任先の三重県津市での話だ。夜「知的障がい者」の合唱コンサートがあるというので、カメラを片手に県のホールに出かけた。 当時の私の担当は警察署で、交通事故や火事で人が死んだ、重体だ、とそんな取材ばかりしていた。こういう「福祉もの」ほか「街ダネ」は、私のような一番下っぱ、取材技術の未熟な新人記者の仕事になっていた。 支局の事務所に「行事のお知らせ」とかいうファクスが来る。デスクが「烏賀陽君、これ見に行っておいて」と私に「振る」のだ。 会場のホールに入る。受付で名刺を出して来意を告げると、中から初老のやせた男性が出てきた。きっちりした背広を着ている。その福祉施設の理事長、と名刺に書いてあった。 「あんたが朝日サンかいな」 孫のような23歳の私を見た理事長は、ニコニコしながら言い放った。 「あんたら、コロシやタタキやいうて殺伐とした記事ばかり

    マスコミは泣きじゃくる被災者に堂々と取材せよ 報道の本質とかけ離れた「えくぼ記事」の害悪 | JBpress (ジェイビープレス)
    yookud
    yookud 2011/09/09
    「しかし、3.11報道の現場にいたテレビ・ラジオ記者たちの多くは「汚れ役を引き受ける職責」を安易に捨てている。私は愕然とした。」
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