もやい結び(バウライン・ノット/Bowline knot) もやい結びは運用範囲のひろい結索である。 船の作業で頻用されているほか、登山やレスキュー、高所作業でよく使われている。 ただし、カーンマントルロープの運用においては末端処理で補完する必要がある。 結索というものは、すばやく結べて大きな荷重がかかってもほどけず、しかも容易にほどくことができるのがいい、と言われてきた。 これらの条件をすべて満たすものとして、もやい結びはそのトップにあげられてきた。 事実、結びの王様の異名もある。だがループ負荷によってほどける欠点は、あまり知られていない。 ドイツの登山家、ピット・シューベルトは、その著書「生と死の分岐点」(山と渓谷社)で、1965年11月にウィーン南方のパイルシュタインで起きた死亡事故をとりあげ、もやい結びのループ負荷(その著書ではリング負荷という)の危険性をと
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