「Dead Drop(デッドドロップ)」という言葉をご存じでしょうか? 某ハードコアバンドの名曲でも、某タッグチームの必殺技でもありません。スパイが特定の場所で、出会うことなく情報や物を交換するテクニックだそうです。 現在、このテクニックを利用したファイル共有プロジェクト「Dead Drops」が、世界各地で行われています。 「Dead Drops」は、USBドライブを建物の壁などへ埋め込み、そこでファイルを共有するというプロジェクトです。一つ一つのUSBには、このプロジェクトを説明する「readme」ファイルだけが入っており、USBを発見した人は、思い思いのファイルを入れて、それを広められるというわけです。 USBを、建物の壁などに埋め込むには当然許可がいるので、数が少なく、爆発的に広がることはありません。場所を知っている人間、たまたま見つけた人間の間でのみ共有ができます。オフラインP2