東洋建設に買収提案し、6月の株主総会では自ら推薦する取締役候補が9人中7人選任された投資会社、ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)。任天堂創業家の資産運用を担う会社の目的や、上場企業へ買収提案までした理由について中興の祖といわれる山内溥氏の孫でYFO代表を務める山内万丈氏に聞いた。――東洋建設の過半数の取締役が自らが提案した候補となり、事実上勝利しました。「勝利ではなく、あ
Nintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』がギネス世界記録を達成し、大きな話題となっている。 今回達成した記録は「最も早く売れた任天堂ゲーム(fastest-selling Nintendo videogame)」というもの。その前の記録は『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の24日で1208万本となっていたが、2023年5月12日の発売から3日間で1000万本を突破し、その記録を塗り替えた。 ユーザーはもちろん評論家からの評価も高く、売れに売れている本作。まぎれもない偉業を達成しており、思わず「さすが任天堂」と言いたくなるところだが、実はこのシリーズは苦労も経験している。 「昔は大人気、今はそこそこ」になっていたゼルダ 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の売り上げでとくに注目したいのが、日本国内でも発売3日間で224
任天堂とポケモン社は11月24日、新作ソフト「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」の世界累計販売本数が、発売から3日で1000万本を超えたと発表した。任天堂のゲーム専用機向けソフトの販売本数としては過去最高としている。 同作は「ポケットモンスター ソード・シールド」以来3年ぶりの新作として18日に世界同時発売。シリーズ初のオープンワールド型RPGとしてリリースした。 9月に発売したNintendo Switch向け新作ゲームソフト「スプラトゥーン3」も、発売後3日間の国内販売数が345万本と、当時のSwitch向けソフトとして過去最高ペースを記録。今回の発売後3日間の販売本数はそれを上回り、国内で405万本、グローバルで1000万本以上になった。 関連記事 任天堂とDeNA、合弁会社「ニンテンドーシステムズ」設立へ 任天堂は、ディー・エヌ・エー(DeNA)との合弁会社「ニンテン
アイデアをいつもと異なる視点で捉える本連載、前回は、箱法というツールを使って、「連想」からアイデアの量を増やす方法を紹介しました。 今回は「反対」のテクニックを使って、アイデアの質を高めていきます。 反対は、反対の属性を持つ単語を思い浮かべる思考の技術です。「熱い」の反対は「冷たい」、「善」の反対は「悪」など、対義語も反対の一部です。とても基本的なことなので、日常的な単語ならば反対を容易に思い浮かべられると思うかもしれません。 では、「リンゴ」の反対、または「コンピュータ」の反対は何でしょう? 簡単に答えが出てこなかったり、正解かどうかの自信がなかったり、少し難しさを感じたのではないでしょうか。 本記事では、反対の定義や、言葉によって反対を考える難しさの違いがある仕組み、反対の考え方を深く掘り下げて説明します。 反対とは何か 反対は、単語の対義語を新たに考えるような行為であり、連想の一部で
任天堂 本社第二開発棟(仮称)は、延べ床面積約3万800平方メートル、鉄骨造12階(約72m)の建物になる予定。「今回、取得・活用する敷地も、研究開発の強化を行う上で、重要な役割を持つと位置付けている」(任天堂) 関連記事 任天堂、ゲーム開発企業のSRDを子会社化 「スーパーマリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」「あつ森」など多数のタイトルに参加 任天堂がゲーム開発を手掛けるSRDを子会社化すると発表した。SRDは、1979年に設立。約40年にわたって任天堂のオリジナルタイトルの開発に携わっている。 「ゼルダの伝説」続編は23年春発売に 「開発にもう少し時間をいただきたい」 任天堂は29日、これまで2022年中としていた「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の続編の発売時期を2023年春に延期すると発表した。 スマホゲーム「ドラガリアロスト」サービス終了へ 任天堂とCygamesの共同開
任天堂のNintendo Switch向けフィットネスアドベンチャーゲーム『リングフィット アドベンチャー』について、本作のプレイによって慢性腰痛の痛みを緩和する効果が認められたとする論文が発表されていたことが明らかになり、注目を集めているようだ。 『リングフィット アドベンチャー』は、フィットネスをテーマにした体感ゲームだ。身体の各部位の動きを検知できる専用周辺機器リングコンと、レッグバンドに装着したJoy-Conを使って楽しむ。プレイヤーはファンタジー世界を冒険しながら、専門家の監修を受けたさまざまなフィットネスプログラムに挑戦。家の中で本格的な運動ができるとして人気を博し、一時期品薄状態が続いたことでも知られる。 今回明らかになった論文は、千葉大学医学部の研究チームにより今年4月に発表された。近年は、Exergaming(テレビゲームを使ったエクササイズ)による治療効果についての研究
コロプラは2月12日、同社のスマートフォン用ゲーム「白猫プロジェクト」を巡り、任天堂よりゲームの差止めと44億円の損害賠償を求められていた訴訟で、請求金額が49億5000万円に引き上げられたと発表した。 変更理由は「訴訟の提起後の時間経過」。20年12月21日付で任天堂から提出があったという。49億5000万円のほかに遅延損害金を求めている。 提訴は17年12月22日に行われ、翌年1月のコロプラの発表によると16年9月に任天堂から特許権侵害について指摘があり、その後話し合いを続けてきたが折り合わなかったとのこと。コロプラは公式サイトで「特許侵害の事実は一切ないものと確信」「訴訟がたとえどのような結果になっても仕様変更等を通じて、サービスを継続してまいります」とコメントしている。 関連記事 上告棄却:「マリカー訴訟」任天堂の勝訴確定 公道カート会社に賠償命令 公道カート会社に対し、任天堂が「
任天堂は2月1日、2021年3月期(20年4月~21年3月)通期連結業績予想を上方修正し、最終益が4000億円(前期比54.7%増)になる見通しだと発表した。20年11月の上方修正では3000億円としていたが、年末商戦でのNintendo Switchの売り上げが好調だったため、さらに増益を見込む。 売上高は従来予想から2000億円増の1兆6000億円(前期比22.3%増)、営業利益は1100億円増の5600億円(同58.9%増)を見込んでいる。 同日発表した21年3月期第3四半期(20年4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比37.3%増の1兆4044億円、営業利益が98.2%増の5211億円、純利益が91.8%増の3766億円だった。 関連記事 Switch絶好調、任天堂が業績予想を上方修正 営業益は前期比3割増 任天堂が2021年3月期通期の連結業績予想を上方修正。営業利益は前回
任天堂が8月6日に発表した2021年3月期第1四半期(20年4~6月)の連結業績は、売上高が3581億600万円(前年同期比108.1%増)、営業利益は1447億3700万円(同427.7%増)で大幅な増収増益だった。巣ごもり需要によって、主力のゲーム機「Nintendo Switch」の販売が好調で、ダウンロード販売のソフトや有料オンラインサービス「Nintendo Switch Online」などを含むデジタル売上高が伸長した。 主力のNintendo Switchでハードウェア、ソフトウェアともに売上を伸ばした。「Nintendo Switch Lite」を合わせたSwitch本体の販売台数は568万台(同166.6%増)。ソフトウェアでは、20年3月に発売したSwitch用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」の売上本数が累計2240万本に到達。他にも当期に発売した「Xenobla
任天堂が5月7日発表した2020年3月期通期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が41.1%増の3523億円と、大幅な増益となりました。ハードウェア、ソフトウェアとも販売が好調となり、10年ぶりの高水準となりました。 時勢にマッチしたのか、爆発的なヒットになった「あつまれ どうぶつの森」(任天堂のWebサイトより) 売上高は前期比9.0%増の1兆3085億円。ハードウェアは2103万台(24.0%増)、ソフトウェアは1億6872万本(42.3%増)を販売し、好調だった前期を上回りました。 ハードウェアでは、携帯型の「Nintendo Switch Lite」を19年9月に発売。従来の「Nintendo Switch」も勢いを落とすことなく好調に推移し、Switchファミリーの販売台数は2103万台(従来型1483万台+Lite 619万台)と、前期の1695万台から大幅に拡大しました。
任天堂は11月29日、いわゆる「ゲーム実況」など、同社のゲーム画面を含む動画・静止画投稿についてのガイドライン「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」を公表した。プレイ動画の個人による非営利の投稿や、「YouTubeパートナープログラム」などを使った収益化を認めている。 あわせて、YouTubeに投稿された任天堂ゲームのプレイ動画の広告収益を動画作者とシェアする「Nintendo Creators Program」を12月末に終了すると発表した。 新ガイドラインでは、任天堂のゲーム画面を使った動画や静止画について、YouTube、ニコニコ動画、Twitterなど「適切な共有サイト」への投稿・ライブ配信を、個人・非営利に限って認めることを明文化した。 投稿コンテンツには、「お客様ご自身の創作性やコメントが含まれた動画や静止画が投稿されることを期待している」とし
Tempus, a genomic testing and data analysis company started by Eric Lefkofsky, who previously founded Groupon, debuted on Nasdaq on Friday, rising about 15% on the opening. The company priced… The tech layoff wave is still going strong in 2024. Following significant workforce reductions in 2022 and 2023, this year has already seen 60,000 job cuts across 254 companies, according to independent lay
さる8月15日、30年以上勤めた任天堂を退社しました。大学を出てからずうっと任天堂で玩具作りにかかわってきたのですが、55歳を区切りに自分のアイデアをもっと自由にいかせる仕事をしようと考えたのです。 もっとも、新しい門出に、いきなり洪水のような報道が襲ってきました。 退社する前日に、『日本経済新聞』が私のことを大々的に報じたのです。 いわく「ゲームボーイを開発した功労者が退社した。鳴り物入りで宣伝した『バーチャルボーイ』失敗の責任をとったものだ」 いわく「『NINTENDO64』が予想以上に売れていないため、任天堂の利益が大幅に減っている」 二つの「事実」を並べて読むと、読者には任天堂が大変な苦境に陥り、まるで内紛でも起こっているかのように思えるでしょう。 実際には、私は「『バーチャルボーイ』失敗の責任をとって」辞めたわけではありません。 前々から、55歳になったら、独立したいと考えていま
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