まだ社会人経験が浅い新卒入社の社員に限らず、社会人経験が5年・10年とたった人であっても、ひとつの会社でしか働いたことがないという人を見かけることがある。そういう人を見ると、余計なお世話とわかっていながらも勝手に不安な気持ちになってしまう。 昭和の時代であればそれこそ新卒で入った会社にそのまま定年までずっといるというのも普通だったのだろうけど、今後はそういう働き方をする人はずっと少なくなっていくことだろう。そもそも、本人がそういう働き方をしたいと言ったところで、会社の側が断ってくるかもしれない。現代ではもう会社が社員の一生を保証するようなことはありえない。いつかは転職することを前提に人生設計をしたほうが、よほど現実的な計画になるに違いない。 こういった「時代の流れ」という話はとりあえず置いておいたとしても、やはり1つの会社でしか働いたことがないという人は、転職を経て複数の会社で働いたことが