プライベートクラウドにまたしても巨額の資金が投じられる。今回は1億ドルだ。 IntelはMirantisへの1億ドルの投資ラウンドを主導した。Mirantisは「OpenStack」への貢献度で(Red HatとHewlett-Packardに次ぐ)第3位の企業だ。The Wall Street JournalのDon Clark氏は、「Intelの新たな取り組みは、決定的なものではないにせよ、OpenStackを法人ユーザーにとってさらに魅力的な製品にするのを促す可能性がある」と指摘する。 確かにその可能性もあるだろうが、今回の出資で重要な点はそこではない。 今回の投資から、OpenStackの未来はあまり見えてこない。同プロジェクトの使いやすさが改善されないうちは、展望が開けてこないだろう。1億ドルの出資から見えてくるのは、むしろIntelの未来だ。 欲しいのは自社が支配する世界のみ
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