シンクタンクの矢野経済研究所は2015年8月28日、国内のクラウドファンディング市場に関する調査結果を発表した。それによると、2014年度の市場規模は前年度比 59.5%増の197億1200万円にまで拡大した。同社では、今後、ネット証券の参入の可能性があるなど市場規模は拡大傾向にあるとし、2015年度には同43.9%増の283億7300万円に達すると予測した。 クラウドファンディングは海外では既に大きな市場を形成している。矢野経済研究所によると、日本では、東日本大震災を機に寄付を募るプロジェクトが増加したことから広く認知されるようになったという。 矢野経済研究所は、クラウドファンディングについて「購入型」「寄付型」「投資型(ファンド型)」「貸付型(ソーシャルレンディング)」と分類して、調査。購入型が約20億円、寄付型が約1億円、投資型(ファンド型)が約19億円、貸付型(ソーシャルレンディン
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